温度センサーは物体またはその環境の温度を検出し、測定値を電気信号に変換します。一般的な温度センサーのタイプには、熱電対、測温抵抗体(RTD)、サーミスタ、ローカル温度センサーIC、およびリモートサーマルダイオード温度センサーICがあります。熱電対、RTD、サーミスタは、温度によって電気的特性が予測どおりに変化する検出素子です。ローカル温度センサーICは、チップ上のトランジスタの物理的特性を検出素子として利用します。医療グレードの温度センサーは、精度に関するASTM E1112の臨床温度測定仕様を満たします。リモートサーマルダイオード温度センサーは、外部バイポーラトランジスタを検出素子として使用し、1つまたはそれ以上の外部トランジスタを使用する温度測定に必要なすべての信号調整回路を内蔵しています。
マキシムのシリコンベースの温度センサーICの広範なセレクションは、医療、産業、データセンター、モバイルを含む各種のアプリケーションに対応します。温度センサー以外に、マキシムはファンコントローラおよびサーモスタットICを提供しています。マキシムのファンコントローラICはシステム冷却アプリケーションでファン速度の監視と制御を行います。マキシムのサーモスタットICは温度を測定し、温度ベースの監視および制御アプリケーション用のパワースイッチ出力を提供します。その他に、以下のような業界をリードする特長があります。
- 温度センサー:最大±0.5℃の精度
- ファンコントローラ:温度検出、電圧監視、およびGPIO
- リモート温度センサー:最大7チャネル
- 医療グレード温度センサー:±0.1℃精度