製品の詳細
いずれのデバイスも、レギュレータ出力OUT/OUT1の92.5%/87.5%の固定出力リセットスレッショルドを備えたプッシュプルまたはオープンドレイン型のアクティブローRESET出力を備えています。OUT/OUT1がリセットスレッショルドを下回るとリセット出力はローにアサートされ、OUT/OUT1がリセットスレッショルドを上回るとリセット出力は固定の、またはコンデンサで調整可能なリセットタイムアウト期間の間、ロー状態を維持します。
MAX6791~MAX6796はウォッチドッグ入力を備えています。このウォッチドッグ入力はマイクロプロセッサ(µP)からのパルス列を監視し、ウォッチドッグ入力がウォッチドッグタイムアウト期間を超えて、ハイまたはロー状態を維持する場合はリセットパルスを生成します。いずれのデバイスも、280ms (min)の固定ウォッチドッグタイムアウト時間または外付けコンデンサで設定可能な時間を備えています。MAX6791/MAX6792は、ウィンドウ比が選択可能なウィンドウウォッチドッグタイムアウト時間を備えています。ウォッチドッグ機能はディセーブルすることができます。
MAX6791~MAX6794は、各レギュレータを個別に制御するデュアルイネーブル入力(ENABLE1およびENABLE2)を備えています。単一出力のMAX6795/MAX6796は、イネーブル入力(ENABLE)を1つ備えています。
いずれのデバイスも、外付け部品が不要で自己保持回路の実装をサポートする保持入力アクティブローHOLDを内蔵しています。このレギュレータはイネーブルされると、ENABLE/ENABLE1がその後ローに設定されても、アクティブローHOLDをローに設定するとレギュレータはオン状態を維持します。アクティブローHOLDを解放すると、レギュレータはシャットダウンされます。
MAX6791~MAX6796は、放熱特性の高い小型TQFNパッケージで提供されます。5mm x 5mmのパッケージは最大2.7Wの電力損失で、高温、高バッテリ電圧、および高負荷電流状態の間も連続レギュレータ動作をサポートします。
MAX6791~MAX6796は、-40℃~+125℃の動作温度範囲での動作が保証されています。
主な機能
- 低自己消費電流:68µA
- 広い電源電圧範囲:5V~72V
- 出力電流
- 単一出力:最大300mA
- デュアル出力:1出力当り最大150mA
- 低ドロップアウト電圧
- 420mV (typ) (シングルで100mAの場合)
- 840mV (typ) (デュアルで100mAの場合)
- 固定出力電圧オプション:5V、3.3V、2.5V、1.8V、または可変出力(1.8V~11V)
- ENABLEおよびHOLD機能
- アクティブローRESET出力:オープンドレインまたはプッシュプル
- 内部固定(35µs、3.125ms、12.5ms、50ms、または200ms)またはコンデンサで調整可能なリセットタイム期間
- 内部固定またはコンデンサで調整可能なウォッチドッグタイムアウト期間
- ウィンドウ型(最小/最大)ウォッチドッグタイマオプション(MAX6791/MAX6792)
- ウォッチドッグディセーブル機能
- サーマル、短絡、および出力過電圧保護
- 完全動作保証温度範囲:-40℃+125℃
- 放熱特性の高い5mm x 5mmの小型TQFNパッケージ
- AEC-Q100認定MAX6795TPLD2/V+、MAX6795TPSD2/V
アプリケーション/用途
- 車載用
VIN (V) (min) | 5 |
VIN (V) (max) | 72 |
Adj. VOUT (V) (min) | 1.8 |
Adj. VOUT (V) (max) | 11 |
Rated ILOAD (mA) | 150 |
Preset VOUT (V) | 5 |
# Regulators | 2 |
VDROPOUT @Rated ILOAD (V) (typ) | 1 |
ICC (µA) (max) | 85 |
Low Batt./ Pwr. Fail Out | Yes |
POK/Reset Thresh. (V) (nom) | Vout-12.5% Vout-7.5% |
Watchdog | Yes |
Reverse Batt. Protect. | Yes |
Oper. Temp. (°C) | -40 to +125 |
Package/Pins | TQFN/20 |
Budgetary Price (See Notes) | $2.23 @1k |
技術資料
データシート | 高電圧、超低電力、監視回路機能付き、シングル/デュアルリニアレギュレータ | Jan 22, 2018 | |
アプリケーションノート | 車載リニアレギュレータによる無動作時電流の最小化 |
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説明
MAX6791の評価キット(EVキット)は、高電圧、低自己消費電流、デュアルリニアレギュレータのMAX6791の評価を容易にする実証済みのPCBレイアウトを提供します。また、このEVキットは、MAX6792~MAX6796も評価することができます。このEVキットは、完全実装および試験済み表面実装ボードです。
このEVキットは、逆接続バッテリ保護用のpチャネルFET、レギュレータ保持機能の試験を実現するボタン、両レギュレータとの接続部、ウィンドウ型ウォッチドッグタイマ、およびµPリセットラインを備えています。2個のLEDが、両方の電圧レギュレータのステータスを表示します。ジャンパによって、MAX6791のすべての主要機能が制御されます。MAX6791自体は最高+125℃までの温度に耐えることができますが、このEVキットは-40℃~+105℃の範囲の温度で動作します。
特長
パラメーター
VIN (V) (min) | 5 |
VIN (V) (max) | 72 |
Adj. VOUT (V) (min) | 1.8 |
Adj. VOUT (V) (max) | 11 |
Rated ILOAD (mA) | 150 |
Preset VOUT (V) | 5 |
# Regulators | 2 |
VDROPOUT @Rated ILOAD (V) (typ) | 1 |
ICC (µA) (max) | 85 |
Low Batt./ Pwr. Fail Out | Yes |
POK/Reset Thresh. (V) (nom) | Vout-12.5% Vout-7.5% |
Watchdog | Yes |
Reverse Batt. Protect. | Yes |
Oper. Temp. (°C) | -40 to +125 |
Package/Pins | TQFN/20 |
Budgetary Price (See Notes) | $2.23 @1k |
主な機能
- 低自己消費電流:68µA
- 広い電源電圧範囲:5V~72V
- 出力電流
- 単一出力:最大300mA
- デュアル出力:1出力当り最大150mA
- 低ドロップアウト電圧
- 420mV (typ) (シングルで100mAの場合)
- 840mV (typ) (デュアルで100mAの場合)
- 固定出力電圧オプション:5V、3.3V、2.5V、1.8V、または可変出力(1.8V~11V)
- ENABLEおよびHOLD機能
- アクティブローRESET出力:オープンドレインまたはプッシュプル
- 内部固定(35µs、3.125ms、12.5ms、50ms、または200ms)またはコンデンサで調整可能なリセットタイム期間
- 内部固定またはコンデンサで調整可能なウォッチドッグタイムアウト期間
- ウィンドウ型(最小/最大)ウォッチドッグタイマオプション(MAX6791/MAX6792)
- ウォッチドッグディセーブル機能
- サーマル、短絡、および出力過電圧保護
- 完全動作保証温度範囲:-40℃+125℃
- 放熱特性の高い5mm x 5mmの小型TQFNパッケージ
- AEC-Q100認定MAX6795TPLD2/V+、MAX6795TPSD2/V
アプリケーション/用途
- 車載用
説明
いずれのデバイスも、レギュレータ出力OUT/OUT1の92.5%/87.5%の固定出力リセットスレッショルドを備えたプッシュプルまたはオープンドレイン型のアクティブローRESET出力を備えています。OUT/OUT1がリセットスレッショルドを下回るとリセット出力はローにアサートされ、OUT/OUT1がリセットスレッショルドを上回るとリセット出力は固定の、またはコンデンサで調整可能なリセットタイムアウト期間の間、ロー状態を維持します。
MAX6791~MAX6796はウォッチドッグ入力を備えています。このウォッチドッグ入力はマイクロプロセッサ(µP)からのパルス列を監視し、ウォッチドッグ入力がウォッチドッグタイムアウト期間を超えて、ハイまたはロー状態を維持する場合はリセットパルスを生成します。いずれのデバイスも、280ms (min)の固定ウォッチドッグタイムアウト時間または外付けコンデンサで設定可能な時間を備えています。MAX6791/MAX6792は、ウィンドウ比が選択可能なウィンドウウォッチドッグタイムアウト時間を備えています。ウォッチドッグ機能はディセーブルすることができます。
MAX6791~MAX6794は、各レギュレータを個別に制御するデュアルイネーブル入力(ENABLE1およびENABLE2)を備えています。単一出力のMAX6795/MAX6796は、イネーブル入力(ENABLE)を1つ備えています。
いずれのデバイスも、外付け部品が不要で自己保持回路の実装をサポートする保持入力アクティブローHOLDを内蔵しています。このレギュレータはイネーブルされると、ENABLE/ENABLE1がその後ローに設定されても、アクティブローHOLDをローに設定するとレギュレータはオン状態を維持します。アクティブローHOLDを解放すると、レギュレータはシャットダウンされます。
MAX6791~MAX6796は、放熱特性の高い小型TQFNパッケージで提供されます。5mm x 5mmのパッケージは最大2.7Wの電力損失で、高温、高バッテリ電圧、および高負荷電流状態の間も連続レギュレータ動作をサポートします。
MAX6791~MAX6796は、-40℃~+125℃の動作温度範囲での動作が保証されています。
技術資料
データシート | 高電圧、超低電力、監視回路機能付き、シングル/デュアルリニアレギュレータ | Jan 22, 2018 | |
アプリケーションノート | 車載リニアレギュレータによる無動作時電流の最小化 |