製品の詳細
LDOとブーストプリレギュレータのこのデバイスでの組み合わせで実現するバックブースト動作には、標準的なシングルエンド1次インダクタコンバータ(SEPIC)とトランスベースのフライバック構成で必要とされる複数巻線カスタム磁性部品の代わりに、1個の市販インダクタを利用することができるという利点があります。ブーストレギュレータの高周波動作によって、部品サイズが大幅に縮小されます。MAX5092_は、外付け部品点数をさらに削減するブロッキングダイオードを内蔵しています。ブーストプリレギュレータの出力電圧は、7Vにプリセットされています。LDOおよびブーストプリレギュレータの出力電圧はともに、外付け抵抗を通じて設定可能です。ブーストプリレギュレータの出力電圧は、最大11V (MAX5092_)または最大12V (MAX5093_)まで調整可能です。LDOの出力電圧は、1.5V~9V (MAX5092_)または1.5V~10V (MAX5093_)の範囲で調整可能です。
これらのデバイスは、5µA (typ)のシャットダウン電流のシャットダウンモード、自己保持回路を実装するアクティブローHOLD入力、および外部から設定可能なタイムアウト期間付きパワーオンリセット出力(アクティブローRESET)を備えています。その他の機能には、出力過負荷保護、短絡保護、および過熱保護などがあります。
MAX5092_/MAX5093_は、放熱特性を高めた5mm x 5mmの16ピンTQFNパッケージで提供され、多層PCBで+70℃において最大2.7Wを消費可能です。
主な機能
- 広い動作入力電圧範囲:3.5V~72V (起動電圧は4V)
- LDO出力は、3.5V~72Vの入力電圧から5Vにシームレスにレギュレーション
- 最大出力電流:250mA
- LDO出力電圧:プリセットされた3.3V、5V、または外部から設定可能な1.5V~9V (MAX5092_)または1.5V~10V (MAX5093_)
- ブーストプリレギュレータ出力電圧:プリセットされた7V、または最大11V (MAX5092_)または最大12V (MAX5093_)まで外部から設定可能
- LDOモードの自己消費電流:65µA (8V以上のVINの場合)
- シャットダウン消費電流:5µA
- 設定可能なタイムアウト期間付きパワーオンリセット(アクティブローRESET)
- 出力短絡保護および過熱保護
- +70℃で最大2.7Wまで消費可能なTQFNパッケージ
アプリケーション/用途
- 産業用
VIN (V) (min) | 3.5 |
VIN (V) (max) | 72 |
Adj. VOUT (V) (min) | 1.5 |
Adj. VOUT (V) (max) | 9 |
Rated ILOAD (mA) | 250 |
Preset VOUT (V) | 5 |
# Regulators | 1 |
VDROPOUT @Rated ILOAD (V) (typ) | 0.9 |
ICC (µA) (max) | 85 |
Low Batt./ Pwr. Fail Out | No |
POK/Reset Thresh. (V) (nom) | Vout-10% |
Watchdog | No |
Reverse Batt. Protect. | No |
Oper. Temp. (°C) | -40 to +125 |
Package/Pins | TQFN/16 |
Budgetary Price (See Notes) | $2.03 @1k |
VIN (V) (min) | 3.5 |
VIN (V) (max) | 72 |
VOUT1 (V) (min) | 1.5 |
VOUT1 (V) (max) | 9 |
IOUT1 (A) (max) | 0.25 |
Switch Type | Internal |
Output Adjust. Method | Preset Resistor |
ICC (mA) (max) | 0.085 |
# DC-DC Outputs | 1 |
# LDO/ Op.Amp. Outputs | 1 |
Package/Pins | TQFN/16 |
技術資料
データシート | ブーストプリレギュレータ付き、4V~72V入力LDO | Dec 23, 2014 |
以下タイトルをクリックして詳細をご覧ください。
説明
MAX5092の評価キット(EVキット)は、ブーストプリレギュレータ内蔵の低ドロップアウト(LDO)レギュレータのMAX5092Bを検証する完全実装および試験済み表面実装プリント回路基板(PCB)です。このEVキットは、4V~72Vの入力電圧で動作し、設定済みの7Vブーストプリレギュレータ出力(BSOUT)および5V LDO出力(VOUT)から最大250mAを供給します。LDOとブーストプリレギュレータ出力電圧はいずれも、外部抵抗を使用して設定することができます。
MAX5092のEVキットの機能として、MAX5092のENABLEおよびアクティブローHOLD機能の評価が可能なオンボードジャンパ設定、LDOの安定性の状態を表示するパワーオンリセット出力(アクティブローRESET)、およびプログラマブルアクティブローRESET時間を備えています。
MAX5092のEVキットは、MAX5092A (3.3V LDO出力)またはMAX5093A/MAX5093Bの検証用に設定することができます。MAX5092Aを評価するには、ICをMAX5092Aに置き換えてください。MAX5093_を評価するには、外部ショットキーダイオードの追加が必要です。MAX5092のEVキットをMAX5093_用に変更するには、フルデータシートの「Configuring for the MAX5093_ (MAX5093_の設定)」の項を参照してください。
このEVキットは、完全実装および試験済みで、鉛フリーに適合し、0℃~+70℃の温度範囲での動作が保証されています。
警告:MAX5092のEVキットは高電圧で動作するように設計されています。このEVキットとこれに接続される機器には危険電圧が存在する可能性があります。このEVキットに電源投入するか、またはこれに接続されるソースに電源供給を行うユーザは、高電圧電気機器の取扱いに適した安全手順に注意して従う必要があります。
特長
- 広い入力電圧範囲:4V~72V
- LDOのプリセット出力電圧:5V
- ブーストプリレギュレータのプリセット出力電圧:7V
- 調整可能なLDO出力電圧:1.5V~9V
- 調整可能なブーストプリレギュレータ出力電圧:最大11V
- ジャンパプログラマブルなENABLEおよびアクティブローHOLD機能
- プログラマブルなアクティブローHOLD期間
- 表面実装部品
- 鉛フリーの評価キット
- 完全実装および試験済み
パラメーター
VIN (V) (min) | 3.5 |
VIN (V) (max) | 72 |
Adj. VOUT (V) (min) | 1.5 |
Adj. VOUT (V) (max) | 9 |
Rated ILOAD (mA) | 250 |
Preset VOUT (V) | 5 |
# Regulators | 1 |
VDROPOUT @Rated ILOAD (V) (typ) | 0.9 |
ICC (µA) (max) | 85 |
Low Batt./ Pwr. Fail Out | No |
POK/Reset Thresh. (V) (nom) | Vout-10% |
Watchdog | No |
Reverse Batt. Protect. | No |
Oper. Temp. (°C) | -40 to +125 |
Package/Pins | TQFN/16 |
Budgetary Price (See Notes) | $2.03 @1k |
VIN (V) (min) | 3.5 |
VIN (V) (max) | 72 |
VOUT1 (V) (min) | 1.5 |
VOUT1 (V) (max) | 9 |
IOUT1 (A) (max) | 0.25 |
Switch Type | Internal |
Output Adjust. Method | Preset Resistor |
ICC (mA) (max) | 0.085 |
# DC-DC Outputs | 1 |
# LDO/ Op.Amp. Outputs | 1 |
Package/Pins | TQFN/16 |
主な機能
- 広い動作入力電圧範囲:3.5V~72V (起動電圧は4V)
- LDO出力は、3.5V~72Vの入力電圧から5Vにシームレスにレギュレーション
- 最大出力電流:250mA
- LDO出力電圧:プリセットされた3.3V、5V、または外部から設定可能な1.5V~9V (MAX5092_)または1.5V~10V (MAX5093_)
- ブーストプリレギュレータ出力電圧:プリセットされた7V、または最大11V (MAX5092_)または最大12V (MAX5093_)まで外部から設定可能
- LDOモードの自己消費電流:65µA (8V以上のVINの場合)
- シャットダウン消費電流:5µA
- 設定可能なタイムアウト期間付きパワーオンリセット(アクティブローRESET)
- 出力短絡保護および過熱保護
- +70℃で最大2.7Wまで消費可能なTQFNパッケージ
アプリケーション/用途
- 産業用
説明
LDOとブーストプリレギュレータのこのデバイスでの組み合わせで実現するバックブースト動作には、標準的なシングルエンド1次インダクタコンバータ(SEPIC)とトランスベースのフライバック構成で必要とされる複数巻線カスタム磁性部品の代わりに、1個の市販インダクタを利用することができるという利点があります。ブーストレギュレータの高周波動作によって、部品サイズが大幅に縮小されます。MAX5092_は、外付け部品点数をさらに削減するブロッキングダイオードを内蔵しています。ブーストプリレギュレータの出力電圧は、7Vにプリセットされています。LDOおよびブーストプリレギュレータの出力電圧はともに、外付け抵抗を通じて設定可能です。ブーストプリレギュレータの出力電圧は、最大11V (MAX5092_)または最大12V (MAX5093_)まで調整可能です。LDOの出力電圧は、1.5V~9V (MAX5092_)または1.5V~10V (MAX5093_)の範囲で調整可能です。
これらのデバイスは、5µA (typ)のシャットダウン電流のシャットダウンモード、自己保持回路を実装するアクティブローHOLD入力、および外部から設定可能なタイムアウト期間付きパワーオンリセット出力(アクティブローRESET)を備えています。その他の機能には、出力過負荷保護、短絡保護、および過熱保護などがあります。
MAX5092_/MAX5093_は、放熱特性を高めた5mm x 5mmの16ピンTQFNパッケージで提供され、多層PCBで+70℃において最大2.7Wを消費可能です。
技術資料
データシート | ブーストプリレギュレータ付き、4V~72V入力LDO | Dec 23, 2014 |