製品の詳細
MAX12900はマイクロコントローラからのPWMデータを、2、3、または4線構成の4~20mAループ上の電流に変換します。
マイクロコントローラから受信される2つのPWM信号、2つのコンディショナ回路、および内蔵低電力オペアンプで作られるアクティブフィルタの組み合わせで、超低電力、高分解能、デジタル-アナログコンバータと同等のものが実現されます。2つのコンディショナ回路の出力は、電源電圧および温度の変動に対して安定したPWM振幅を提供します。広帯域幅アンプとディスクリートトランジスタの組み合わせで電圧入力を電流出力に変換し、HARTおよびFoundation Fieldbus H1信号変調を可能にします。ゼロオフセットオペアンプと低ドリフト電圧リファレンスは、広い温度にわたってエラーをごくわずかに抑えます。低電力オペアンプとコンパレータは、強化された診断機能のためのビルディングブロックを提供します。電源レール監視、出力電流読み取り、オープン回路および障害検出は、診断機能の一部の例です。これらすべての機能と、超低電力および高精度によって、MAX12900は産業アプリケーション用のループ給電スマートセンサートランスミッタに最適です。
MAX12900は32ピンTQFNパッケージ(5mm x 5mm)で提供され、広い-40℃~+125℃の工業用温度範囲で動作します。
主な機能
- 広い入力電源範囲:4.0V~36V
- 超低消費電力:170µA (typ)
- 高リニアリティ:0.01% (最大誤差)
- 高分解能:最大16ビット
- 低ドリフト電圧リファレンス:10ppm/℃ (max)
- 広い温度範囲:-40℃~+125℃
- 小型パッケージ:32ピンTQFN (5mm x 5mm x 0.8mm)
アプリケーション/用途
- 産業オートメーションおよびプロセス制御
- ループ給電4~20mA電流トランスミッタ
- リモート計測装置
- スマートセンサー
Voltage Reference Output (V) | 2.5 |
PWMA,PWMB Supply Voltage (V) | 3.0 to 5.5 |
OP1,OP2 Input Offset Voltage (mV) | 1 |
OP1,OP2 GBWP (kHz) | 200 |
Isolation Barrier | -0.1 to Vcci-0.3 |
OP3 Input Offset Voltage (mV) | 0.01 |
OP3 GBWP (kHz) | 2200 |
LDO Supply Voltage (V) | 4.0 to 36 |
LDO Output Voltage (V) | 3.0 to 5.5 |
LDO Output Current (mA) | 0 to 4 |
Oper. Temp. (°C) | -55 to +125 -40 to +85 |
Package/Pins | TQFN/32 |
Footprint (mm x mm) | 5 x 5 |
Budgetary Price (See Notes) | $3.04 @1k |
技術資料
データシート | 超低電力4~20mAセンサートランスミッタ | Nov 26, 2019 | |
アプリケーションノート | How to Implement a 4-20mA Transmitter with the MAX12900 |
以下タイトルをクリックして詳細をご覧ください。
説明
MAX12900の評価キット(EVキット)は、ループ給電4~20mAセンサートランスミッタのMAX12900を評価するための実証済みデザインを提供します。このEVキットには、評価ボードおよびPCから対象デバイスへのUSBポートを介した通信を提供するグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)が含まれています。
このEVキットは、ICの機能を実行するためのWindows® 7、Windows 8、およびWindows 10対応ソフトウェアを備えています。EVキットのGUIによって、MAX12900への粗調整および微調整のPWMデューティサイクル入力を設定し、4~20mAのループ電流を±1µAの分解能で制御することができます。
このEVキットは外部+24V電源から給電する必要があり、消費電流は2.7mA以下です。
MAX12900のEVキットには、32ピンTQFN-EPパッケージ(5 x 5mm)のMAX12900ATJ+が実装されています。
詳細を見る特長
- PWM入力を備えたループ給電4mA~20mAトランスミッタ
- 広範囲の入力電圧を備えた堅牢な動作
- 2つのPWM入力を生成しフォルト診断を提供するためのマイクロコントローラ搭載
- HARTおよびFieldbus H1通信に対応
- 温度範囲:-40℃~+125℃
- 逆電圧保護
- 実証済みPCBレイアウト
- 完全実装および試験済み
- Windows 7、Windows 8、およびWindows 10対応ソフトウェア
![]() | シミュレーションモデル MAX12900 IBISモデル | ダウンロード |
パラメーター
Voltage Reference Output (V) | 2.5 |
PWMA,PWMB Supply Voltage (V) | 3.0 to 5.5 |
OP1,OP2 Input Offset Voltage (mV) | 1 |
OP1,OP2 GBWP (kHz) | 200 |
Isolation Barrier | -0.1 to Vcci-0.3 |
OP3 Input Offset Voltage (mV) | 0.01 |
OP3 GBWP (kHz) | 2200 |
LDO Supply Voltage (V) | 4.0 to 36 |
LDO Output Voltage (V) | 3.0 to 5.5 |
LDO Output Current (mA) | 0 to 4 |
Oper. Temp. (°C) | -55 to +125 -40 to +85 |
Package/Pins | TQFN/32 |
Footprint (mm x mm) | 5 x 5 |
Budgetary Price (See Notes) | $3.04 @1k |
主な機能
- 広い入力電源範囲:4.0V~36V
- 超低消費電力:170µA (typ)
- 高リニアリティ:0.01% (最大誤差)
- 高分解能:最大16ビット
- 低ドリフト電圧リファレンス:10ppm/℃ (max)
- 広い温度範囲:-40℃~+125℃
- 小型パッケージ:32ピンTQFN (5mm x 5mm x 0.8mm)
アプリケーション/用途
- 産業オートメーションおよびプロセス制御
- ループ給電4~20mA電流トランスミッタ
- リモート計測装置
- スマートセンサー
説明
MAX12900はマイクロコントローラからのPWMデータを、2、3、または4線構成の4~20mAループ上の電流に変換します。
マイクロコントローラから受信される2つのPWM信号、2つのコンディショナ回路、および内蔵低電力オペアンプで作られるアクティブフィルタの組み合わせで、超低電力、高分解能、デジタル-アナログコンバータと同等のものが実現されます。2つのコンディショナ回路の出力は、電源電圧および温度の変動に対して安定したPWM振幅を提供します。広帯域幅アンプとディスクリートトランジスタの組み合わせで電圧入力を電流出力に変換し、HARTおよびFoundation Fieldbus H1信号変調を可能にします。ゼロオフセットオペアンプと低ドリフト電圧リファレンスは、広い温度にわたってエラーをごくわずかに抑えます。低電力オペアンプとコンパレータは、強化された診断機能のためのビルディングブロックを提供します。電源レール監視、出力電流読み取り、オープン回路および障害検出は、診断機能の一部の例です。これらすべての機能と、超低電力および高精度によって、MAX12900は産業アプリケーション用のループ給電スマートセンサートランスミッタに最適です。
MAX12900は32ピンTQFNパッケージ(5mm x 5mm)で提供され、広い-40℃~+125℃の工業用温度範囲で動作します。
技術資料
データシート | 超低電力4~20mAセンサートランスミッタ | Nov 26, 2019 | |
アプリケーションノート | How to Implement a 4-20mA Transmitter with the MAX12900 |