製品の詳細
このデバイスは、LNAおよびRF可変利得アンプ、I/Qダウン変換ミキサ、およびベースバンドアンプを内蔵しています。RF可変利得アンプは70dB以上の利得制御範囲を提供します。このデバイスは1GHzのRF帯域幅に対応します。
このデバイスは、完全モノリシックVCO、および完全なフラクショナルN周波数シンセサイザを内蔵しています。また、内蔵水晶発振器とバッファ付き出力が提供されており、追加のチューナと復調器を駆動することができます。シンセサイザの設定とデバイスの設定は、2線式シリアルインタフェースで行います。このICは、適切なVCOを自動的に選択するVCOオートセレクト(VAS)機能を備えています。マルチチューナアプリケーションでは、このデバイスは2つの2線式インタフェースアドレスのいずれかに設定することができます。信号経路がシャットダウンされると、基準発振器、デジタルインタフェース、およびバッファ回路をアクティブ状態に維持したままで、即座に低電力スタンバイモードが使用可能となり、シングルおよびマルチチューナアプリケーションで電力を低減する方法を提供します。
わずかの受動部品数だけで、完全なブロードバンド衛星チューナDVB-S2対応のRFフロントエンドソリューションを形成することができます。このチューナは超小型28ピンTQFNパッケージ(5mm × 5mm)で提供されます。
主な機能
- 周波数範囲:925MHz~2175MHz
- モノリシックVCO
- 低位相ノイズ:-97dBc/Hz (10kHz時)
- 較正不要
- 広ダイナミックレンジ:-75dBm~0dBm
- 1GHzのRF帯域幅に対応
- 単一電源:+3.3V ±5%
- 低電力スタンバイモード
- マルチチューナアプリケーション用のアドレス端子
- 差動I/Qインタフェース
- I2C対応2線式シリアルインタフェース
- 超小型28ピンTQFNパッケージ(5mm × 5mm)
アプリケーション/用途
- VSAT
Applications | VSAT |
Input Frequency (MHz) | 925 to 2175 |
IF Output Frequency (MHz) | 500 |
Noise Figure (dB) (typ) | 8 |
VSUPPLY (V) | 3.13 to 3.47 |
Footprint (mm x mm) | 5.0 x 5.0 |
Oper. Temp. (°C) | -40 to +85 |
Package/Pins | TQFN/28 |
Budgetary Price (See Notes) | $4.88 @1k |
技術資料
データシート | 超広帯域、ダイレクトコンバージョン、Lバンド衛星チューナ | Sep 28, 2020 |
以下タイトルをクリックして詳細をご覧ください。
説明
MAX2223の評価キット(EVキット)は、MAX2223の評価を容易にします。低コストのダイレクトコンバージョンチューナICのMAX2223は、衛星セットトップおよびVSAT (Very Small Aperture Terminal)アプリケーション用に設計されています。このデバイスは、ブロードバンドI/Qダウンコンバータを使用し、LNBからの衛星信号をベースバンドにダイレクト変換します。動作周波数範囲は925MHz~2175MHzです。このデバイスは1GHzのRF帯域幅に対応します。
このEVキットは、完全なブロードバンド衛星チューナDVB-S2 RFフロントエンドソリューションです。このEVキットはデバイス性能のテストを可能にし、追加のサポート回路は不要です。このEVキットは、入出力用の標準50Ω SMAコネクタが搭載されているため、ラボのベンチで迅速かつ容易に評価することができます。MAX2223の評価キットはマイクロコントローラ(MCU)を備え、2線式I2C対応シリアルインタフェースを使用して内部レジスタおよびモードを設定します。USBを介して接続されたコンピュータ上で動作するグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)ソフトウェアによって、デバイスの動作の設定および制御を容易に行うことができます。この評価キットは、出荷時に完全実装および試験済みです。
フルデータシートには、部品表、デバイスの評価に必要な機器の一覧、機能検証用の簡単な試験手順、EVキットの回路説明、回路図、およびプリント基板(PCB)各層のアートワークが記載されています。
詳細を見る特長
- MAX2223 ICの簡便な評価
- IC用の単一電源:3.3V ±5%
- 利得制御用の5V ±5% DACをボード上に実装
- 動作周波数範囲:925MHz~2175MHz
- RFポートおよびベースバンド出力用の50Ω SMAコネクタ
- 重要な全ペリフェラル部品を実装
- PCとのインタフェース用のMicro USBポート
- PC制御ソフトウェア(www.maximintegrated.com/jp/evkitsoftwareで提供)
![]() | シミュレーションモデル MAX2223 IBIS | ダウンロード |
パラメーター
Applications | VSAT |
Input Frequency (MHz) | 925 to 2175 |
IF Output Frequency (MHz) | 500 |
Noise Figure (dB) (typ) | 8 |
VSUPPLY (V) | 3.13 to 3.47 |
Footprint (mm x mm) | 5.0 x 5.0 |
Oper. Temp. (°C) | -40 to +85 |
Package/Pins | TQFN/28 |
Budgetary Price (See Notes) | $4.88 @1k |
主な機能
- 周波数範囲:925MHz~2175MHz
- モノリシックVCO
- 低位相ノイズ:-97dBc/Hz (10kHz時)
- 較正不要
- 広ダイナミックレンジ:-75dBm~0dBm
- 1GHzのRF帯域幅に対応
- 単一電源:+3.3V ±5%
- 低電力スタンバイモード
- マルチチューナアプリケーション用のアドレス端子
- 差動I/Qインタフェース
- I2C対応2線式シリアルインタフェース
- 超小型28ピンTQFNパッケージ(5mm × 5mm)
アプリケーション/用途
- VSAT
説明
このデバイスは、LNAおよびRF可変利得アンプ、I/Qダウン変換ミキサ、およびベースバンドアンプを内蔵しています。RF可変利得アンプは70dB以上の利得制御範囲を提供します。このデバイスは1GHzのRF帯域幅に対応します。
このデバイスは、完全モノリシックVCO、および完全なフラクショナルN周波数シンセサイザを内蔵しています。また、内蔵水晶発振器とバッファ付き出力が提供されており、追加のチューナと復調器を駆動することができます。シンセサイザの設定とデバイスの設定は、2線式シリアルインタフェースで行います。このICは、適切なVCOを自動的に選択するVCOオートセレクト(VAS)機能を備えています。マルチチューナアプリケーションでは、このデバイスは2つの2線式インタフェースアドレスのいずれかに設定することができます。信号経路がシャットダウンされると、基準発振器、デジタルインタフェース、およびバッファ回路をアクティブ状態に維持したままで、即座に低電力スタンバイモードが使用可能となり、シングルおよびマルチチューナアプリケーションで電力を低減する方法を提供します。
わずかの受動部品数だけで、完全なブロードバンド衛星チューナDVB-S2対応のRFフロントエンドソリューションを形成することができます。このチューナは超小型28ピンTQFNパッケージ(5mm × 5mm)で提供されます。
技術資料
データシート | 超広帯域、ダイレクトコンバージョン、Lバンド衛星チューナ | Sep 28, 2020 |