製品の詳細
MAX5854はインタリーブデータモードでの動作が可能で、I/Oピンの点数を削減することができます。このため、このコンバータのデータを、単一10ビットバスを使って更新することができます。
MAX5854は、0.05dB刻みの16ステップで、チャネル利得マッチングを±0.4dB以内にディジタル制御します。アナログ直交変調のアプリケーションでは、チャネルマッチングによって側波帯抑制性能が向上します。1.24Vの内蔵バンドギャップリファレンスには制御アンプが搭載され、このアンプによって1個の抵抗を使って両チャネルを外部からフルスケール調整することができます。内部リファレンスをディセーブルにして、外部リファレンスを高精度アプリケーション用に使用することができます。
MAX5854は2mA~20mAのフルスケール電流出力を備え、2.7V~3.6Vの単一電源で動作します。このDACは、標準、低電力スタンバイ、および完全パワーダウンの3つの電源制御動作モードで動作します。パワーダウンモード時には、動作電流は1µAに低減します。
MAX5854は裏面放熱パドル(EP)付40ピンTQFNパッケージで提供され、拡張温度範囲(-40℃~+85℃)での動作が保証されています。
ピンコンパチブル、低速、および低分解能バージョンも提供されます。詳細については、MAX5853 (10ビット、80Msps)、MAX5852 (8ビット、165Msps)、およびMAX5851 (8ビット、80Msps)のデータシートを参照してください。データシートの最後に記載されている「表4」を参照してください。
主な機能
- 10ビット、165Msps、デュアルDAC
- 低電力
- IFS = 20mAの場合、190mW (fCLK = 165MHzの場合)
- 単一電源:2.7V~3.6V
- 2.7V電源電圧でフル出力スイング/ダイナミック性能を実現
- 卓越したダイナミック性能
- 73dBc SFDR (fOUT = 40MHzの場合)
- UMTS ACLR = 65.5dB (fOUT = 30.7MHzの場合)
- 調整可能なチャネル利得マッチング
- 1.24Vの低ノイズバンドギャップリファレンス内蔵
- 単一抵抗による利得制御
- インタリーブデータモード可能
- シングルエンドおよび差動クロック入力モード
- 小型40ピンTQFNパッケージ(6mm x 6mm)
- 評価キットを提供(MAX5854の評価キット)
アプリケーション/用途
- 通信
- ダイレクトデジタル合成(DDS)
- 計測/ATE
- ポイント間マイクロ波リンク
- 直交変調
- SatCom、LMDS、MMDS、HFC、DSL、WLAN
- ワイヤレス基地局
Resolution (bits) | 10 |
# Channels | 2 |
fCLK (Msps) | 165 |
SFDR (dBc) (@ fOUT) | 78 @ 10MHz |
THD (dBc) (@ fOUT) | -76 @ 10MHz |
DNL (±LSB) | 0.2 |
INL (±LSB) | 0.25 |
PDISS (mW) | 190 |
Interface | Parallel |
VSUPPLY (V) | 3.3 |
Package/Pins | TQFN/40 |
Budgetary Price (See Notes) | $8.26 @1k |
技術資料
データシート | デュアル、10ビット、165Msps、電流出力DAC | May 25, 2016 |
以下タイトルをクリックして詳細をご覧ください。
説明
MAX5854の評価キット(EVキット)は、ディジタル-アナログコンバータ(DAC)のMAX5854の性能評価に必要な部品をすべて備えた完全実装および試験済み回路ボードです。MAX5854は、1.24V電圧リファレンスを内蔵し、差動電流出力を備えたデュアル、10ビットパラレル、165Msps、ディジタル-アナログコンバータ(DAC)です。この評価キットは、CMOSコンパチブルデータ入力、差動またはシングルエンドクロック入力、および3V電源で動作し、シンプルな基板動作を可能にします。
MAX5854の評価キットを使って、DACのMAX5853 (80Msps)も評価することができます。
特長
- 迅速な評価と性能試験が可能
- CMOSコンパチブル
- クロック入力、クロック出力、およびアナログ出力用SMA同軸コネクタ
- 50Ω整合クロック入力およびアナログ出力信号ライン
- シングルエンドから差動クロック信号への変換回路
- 差動電流出力からシングルエンド電圧信号出力への変換回路
- フルスケール電流出力を20mAに設定
- 完全実装および試験済み
- 80MspsのMAX5853も評価可能
パラメーター
Resolution (bits) | 10 |
# Channels | 2 |
fCLK (Msps) | 165 |
SFDR (dBc) (@ fOUT) | 78 @ 10MHz |
THD (dBc) (@ fOUT) | -76 @ 10MHz |
DNL (±LSB) | 0.2 |
INL (±LSB) | 0.25 |
PDISS (mW) | 190 |
Interface | Parallel |
VSUPPLY (V) | 3.3 |
Package/Pins | TQFN/40 |
Budgetary Price (See Notes) | $8.26 @1k |
主な機能
- 10ビット、165Msps、デュアルDAC
- 低電力
- IFS = 20mAの場合、190mW (fCLK = 165MHzの場合)
- 単一電源:2.7V~3.6V
- 2.7V電源電圧でフル出力スイング/ダイナミック性能を実現
- 卓越したダイナミック性能
- 73dBc SFDR (fOUT = 40MHzの場合)
- UMTS ACLR = 65.5dB (fOUT = 30.7MHzの場合)
- 調整可能なチャネル利得マッチング
- 1.24Vの低ノイズバンドギャップリファレンス内蔵
- 単一抵抗による利得制御
- インタリーブデータモード可能
- シングルエンドおよび差動クロック入力モード
- 小型40ピンTQFNパッケージ(6mm x 6mm)
- 評価キットを提供(MAX5854の評価キット)
アプリケーション/用途
- 通信
- ダイレクトデジタル合成(DDS)
- 計測/ATE
- ポイント間マイクロ波リンク
- 直交変調
- SatCom、LMDS、MMDS、HFC、DSL、WLAN
- ワイヤレス基地局
説明
MAX5854はインタリーブデータモードでの動作が可能で、I/Oピンの点数を削減することができます。このため、このコンバータのデータを、単一10ビットバスを使って更新することができます。
MAX5854は、0.05dB刻みの16ステップで、チャネル利得マッチングを±0.4dB以内にディジタル制御します。アナログ直交変調のアプリケーションでは、チャネルマッチングによって側波帯抑制性能が向上します。1.24Vの内蔵バンドギャップリファレンスには制御アンプが搭載され、このアンプによって1個の抵抗を使って両チャネルを外部からフルスケール調整することができます。内部リファレンスをディセーブルにして、外部リファレンスを高精度アプリケーション用に使用することができます。
MAX5854は2mA~20mAのフルスケール電流出力を備え、2.7V~3.6Vの単一電源で動作します。このDACは、標準、低電力スタンバイ、および完全パワーダウンの3つの電源制御動作モードで動作します。パワーダウンモード時には、動作電流は1µAに低減します。
MAX5854は裏面放熱パドル(EP)付40ピンTQFNパッケージで提供され、拡張温度範囲(-40℃~+85℃)での動作が保証されています。
ピンコンパチブル、低速、および低分解能バージョンも提供されます。詳細については、MAX5853 (10ビット、80Msps)、MAX5852 (8ビット、165Msps)、およびMAX5851 (8ビット、80Msps)のデータシートを参照してください。データシートの最後に記載されている「表4」を参照してください。
技術資料
データシート | デュアル、10ビット、165Msps、電流出力DAC | May 25, 2016 |