製品の詳細
3.3Vの単一電源から電力供給されるMAX12554は消費電力がわずか429mWで、175MHzの入力周波数で70.9dB (typ)の信号対ノイズ比(SNR)性能を提供します。低動作電力に加えて、MAX12554はアイドル期間に節電する300µWのパワーダウンモードを備えています。
リファレンス構造がフレキシブルであるため、MAX12554は2.048Vの内部バンドギャップリファレンスを利用するか、または外部から印加されるリファレンスを受け付けることができます。このリファレンス構造によって、フルスケールアナログ入力範囲を±0.35V~±1.10Vに設定することができます。MAX12554は、差動アナログ入力回路の設計を簡素化し、外付け部品の点数を削減するコモンモードリファレンスを備えています。
MAX12554は、シングルエンドクロックまたは差動入力クロックのいずれかをサポートします。広範囲のクロックデューティサイクルのばらつきは、ADCの内蔵デューティサイクル等化器(DCE)によって補正されます。
ADC変換の結果は、14ビット、パラレル、CMOSコンパチブル出力バスを通じて利用可能です。ディジタル出力フォーマットを2の補数またはグレイコードにすることを端子で選択することができます。データ有効インジケータによって、信頼性の高いディジタルインタフェースに通常必要な外付け部品が不要になります。独立したディジタル電源入力は1.7V~3.6Vの幅広い電源電圧を受け付けるため、MAX12554は各種のロジックレベルとインタフェースすることができます。
MAX12554はエクスポーズドパッド(EP)付き、6mm x 6mm x 0.8mmの40ピンTQFNパッケージで提供され、工業用拡張温度範囲(-40℃~+85℃)での動作が保証されています。
ピンコンパチブル、12/14ビット高速ADCファミリの全リストは、パラメトリック表を参照してください(English only)。
主な機能
- 直接IFサンプリング:最高400MHz
- 優れたダイナミック性能
- SN比:72.4dB/70.9dB (fIN = 3MHz/175MHzにおいて)
- SFDR:86.2dBc/82.5dBc (fIN = 3MHz/175MHzにおいて)
- 低ノイズフロア:-74.8dBFS
- 低電力動作:3.3V
- 396mW (シングルエンドクロックモード)
- 429mW (差動クロックモード)
- 300µW (パワーダウンモード)
- 完全差動またはシングルエンドアナログ入力
- 調整可能なフルスケールアナログ入力範囲:
- ±0.35V~±1.10V
- コモンモードリファレンス
- 2の補数またはグレイコードのCMOSコンパチブル出力
- データ有効インジケータによってディジタルインタフェースを簡素化
- データ範囲外インジケータ
- エクスポーズドパッド付き、6mm x 6mm x 0.8mmの小型40ピンTQFNパッケージ
- 評価キット入手可能(MAX12555EVKITを注文してください)
アプリケーション/用途
- IFおよびベースバンド通信レシーバ:セルラ、ポイント間マイクロ波、HFC、WLAN
- 低電力データ収集
- ポジトロン放出断層撮影(PET)を含む医療用画像処理
- ポータブル計測機器
- ビデオ画像処理
技術資料
データシート | 14ビット、80Msps、3.3V ADC | Nov 18, 2004 | |
アプリケーションノート | 高速データコンバータ用の回路図とレイアウトのガイドライン |
以下タイトルをクリックして詳細をご覧ください。
説明
MAX12553/MAX12554/MAX12555の評価キット(EVキット)は14ビットアナログ-ディジタルコンバータ(ADC)ファミリの性能評価に必要な全部品を搭載する完全実装および試験済みPCBです。これらのADCは差動またはシングルエンドアナログ入力を受け付けますが、このEVキットは単一のシングルエンドアナログ信号源で両タイプの信号に対して評価することができます。ユーザが用意する高速ロジックアナライザやデータ収集システムを使って、このADCによって生成されるディジタル出力を容易に捕捉することができます。このEVキットは1.8Vおよび3.3Vの電源で動作し、ユーザが用意するAC信号から低ジッタクロック信号を生成する回路を搭載しています。
詳細を見る特長
- サンプリングレート:95Msps (MAX12555)
- サンプリングレート:80Msps (MAX12554)
- サンプリングレート:65Msps (MAX12553)
- 低電圧および低電力の動作
- 完全差動またはシングルエンド信号入力構成
- 差動またはシングルエンドクロック構成
- デューティサイクルを調整するクロック整形回路実装
- 完全実装および試験済み
説明
MAX12553/MAX12554/MAX12555の評価キット(EVキット)は14ビットアナログ-ディジタルコンバータ(ADC)ファミリの性能評価に必要な全部品を搭載する完全実装および試験済みPCBです。これらのADCは差動またはシングルエンドアナログ入力を受け付けますが、このEVキットは単一のシングルエンドアナログ信号源で両タイプの信号に対して評価することができます。ユーザが用意する高速ロジックアナライザやデータ収集システムを使って、このADCによって生成されるディジタル出力を容易に捕捉することができます。このEVキットは1.8Vおよび3.3Vの電源で動作し、ユーザが用意するAC信号から低ジッタクロック信号を生成する回路を搭載しています。
詳細を見る特長
- サンプリングレート:95Msps (MAX12555)
- サンプリングレート:80Msps (MAX12554)
- サンプリングレート:65Msps (MAX12553)
- 低電圧および低電力の動作
- 完全差動またはシングルエンド信号入力構成
- 差動またはシングルエンドクロック構成
- デューティサイクルを調整するクロック整形回路実装
- 完全実装および試験済み
説明
MAX12553/MAX12554/MAX12555の評価キット(EVキット)は14ビットアナログ-ディジタルコンバータ(ADC)ファミリの性能評価に必要な全部品を搭載する完全実装および試験済みPCBです。これらのADCは差動またはシングルエンドアナログ入力を受け付けますが、このEVキットは単一のシングルエンドアナログ信号源で両タイプの信号に対して評価することができます。ユーザが用意する高速ロジックアナライザやデータ収集システムを使って、このADCによって生成されるディジタル出力を容易に捕捉することができます。このEVキットは1.8Vおよび3.3Vの電源で動作し、ユーザが用意するAC信号から低ジッタクロック信号を生成する回路を搭載しています。
詳細を見る特長
- サンプリングレート:95Msps (MAX12555)
- サンプリングレート:80Msps (MAX12554)
- サンプリングレート:65Msps (MAX12553)
- 低電圧および低電力の動作
- 完全差動またはシングルエンド信号入力構成
- 差動またはシングルエンドクロック構成
- デューティサイクルを調整するクロック整形回路実装
- 完全実装および試験済み
![]() | シミュレーションモデル MAX12554 IBISモデル | ダウンロード |
パラメーター
主な機能
- 直接IFサンプリング:最高400MHz
- 優れたダイナミック性能
- SN比:72.4dB/70.9dB (fIN = 3MHz/175MHzにおいて)
- SFDR:86.2dBc/82.5dBc (fIN = 3MHz/175MHzにおいて)
- 低ノイズフロア:-74.8dBFS
- 低電力動作:3.3V
- 396mW (シングルエンドクロックモード)
- 429mW (差動クロックモード)
- 300µW (パワーダウンモード)
- 完全差動またはシングルエンドアナログ入力
- 調整可能なフルスケールアナログ入力範囲:
- ±0.35V~±1.10V
- コモンモードリファレンス
- 2の補数またはグレイコードのCMOSコンパチブル出力
- データ有効インジケータによってディジタルインタフェースを簡素化
- データ範囲外インジケータ
- エクスポーズドパッド付き、6mm x 6mm x 0.8mmの小型40ピンTQFNパッケージ
- 評価キット入手可能(MAX12555EVKITを注文してください)
アプリケーション/用途
- IFおよびベースバンド通信レシーバ:セルラ、ポイント間マイクロ波、HFC、WLAN
- 低電力データ収集
- ポジトロン放出断層撮影(PET)を含む医療用画像処理
- ポータブル計測機器
- ビデオ画像処理
説明
3.3Vの単一電源から電力供給されるMAX12554は消費電力がわずか429mWで、175MHzの入力周波数で70.9dB (typ)の信号対ノイズ比(SNR)性能を提供します。低動作電力に加えて、MAX12554はアイドル期間に節電する300µWのパワーダウンモードを備えています。
リファレンス構造がフレキシブルであるため、MAX12554は2.048Vの内部バンドギャップリファレンスを利用するか、または外部から印加されるリファレンスを受け付けることができます。このリファレンス構造によって、フルスケールアナログ入力範囲を±0.35V~±1.10Vに設定することができます。MAX12554は、差動アナログ入力回路の設計を簡素化し、外付け部品の点数を削減するコモンモードリファレンスを備えています。
MAX12554は、シングルエンドクロックまたは差動入力クロックのいずれかをサポートします。広範囲のクロックデューティサイクルのばらつきは、ADCの内蔵デューティサイクル等化器(DCE)によって補正されます。
ADC変換の結果は、14ビット、パラレル、CMOSコンパチブル出力バスを通じて利用可能です。ディジタル出力フォーマットを2の補数またはグレイコードにすることを端子で選択することができます。データ有効インジケータによって、信頼性の高いディジタルインタフェースに通常必要な外付け部品が不要になります。独立したディジタル電源入力は1.7V~3.6Vの幅広い電源電圧を受け付けるため、MAX12554は各種のロジックレベルとインタフェースすることができます。
MAX12554はエクスポーズドパッド(EP)付き、6mm x 6mm x 0.8mmの40ピンTQFNパッケージで提供され、工業用拡張温度範囲(-40℃~+85℃)での動作が保証されています。
ピンコンパチブル、12/14ビット高速ADCファミリの全リストは、パラメトリック表を参照してください(English only)。
技術資料
データシート | 14ビット、80Msps、3.3V ADC | Nov 18, 2004 | |
アプリケーションノート | 高速データコンバータ用の回路図とレイアウトのガイドライン |