製品の詳細
MAX12553は、3.15V~3.60Vの単一電源で動作し、消費電力は363mW、175MHzの入力周波数で71dBの信号対雑音比(SNR)性能を実現します。低動作電力に加えて、MAX12553は、150µWのパワーダウンモードを備え、アイドル状態における消費電力を低減します。
MAX12553のリファレンスは柔軟な構造で、内蔵の2.048Vバンドギャップリファレンスもしくは外部リファレンスを利用できます。また、このリファレンス構造は、フルスケールのアナログ入力範囲を±0.35V~±1.10Vに調整することができます。MAX12553はコモンモードのリファレンスを備えているため、差動アナログ入力回路の外付け部品点数が削減され、設計が簡素化されます。
MAX12553は、シングルエンドと差動の両方の入力クロック駆動をサポートしています。ADCの内蔵デューティサイクル等化器(DCE)によって、広範囲に及ぶクロックデューティサイクルの変動を補正しています。
ADC変換の結果は、14ビットCMOS互換パラレル出力のバス経由で出力し、出力フォーマットは、2の補数またはグレイコードのいずれかをピンによって選択可能です。データ有効インジケータによって、通常、信頼性のあるディジタル接続を補償するための外付け部品が不要となります。1.7V~3.6Vの幅広い電圧を入力できる独立したディジタル電源入力により、さまざまなロジックレベルにMAX12553を接続することができます。
MAX12553は、エクスポーズドパドル(EP)付きの6mm x 6mm x 0.8mmの40ピンTQFNパッケージで提供されます。工業用拡張温度範囲(-40℃~+85℃)での動作が保証されています。
ピンコンパチブル、12/14ビット高速ADCファミリの全リストは、パラメトリック表を参照してください(English only)。
主な機能
- 最高400MHzのIFサンプリング
- 優れたダイナミック性能
- SNR:74.0dB/71dB (fIN = 3MHz/175MHzにて)
- SFDR:90.6dBc/80.7dBc (fIN = 3MHz/175MHzにて)
- 低ノイズフロア:-76dBFS
- 3.3V低電力動作
- 337mW (シングルエンドクロックモード)
- 363mW (差動クロックモード)
- 150µW (パワーダウンモード)
- 完全差動またはシングルエンドのアナログ入力
- フルスケールのアナログ入力範囲を調整可能:±0.35V~±1.10V
- コモンモードのリファレンス
- 2の補数またはグレイコードによるCMOS互換出力
- データ有効インジケータによってディジタル設計を簡素化
- データ範囲外インジケータ
- エクスポーズドパドル付きの小型40ピンTQFNパッケージ
- 評価キットあり(MAX12555EVKIT)
アプリケーション/用途
- IFおよびベースバンド通信レシーバ:セルラ、ポイント間マイクロ波、HFC、WLAN
- 低電力データ収集
- ポータブル計測機器
- 超音波および医療用画像化
Resolution (bits) | 14 |
# Input Channels | 1 |
Sample Rate (Msps) (max) | 65 |
Data Bus Interface | µP/14 |
AC Specs (MHz) (@ fIN) | 175 |
SFDR (dBc) (min) | 80.7 |
SINAD (dB) | 70 |
SNR (dB) | 70.9 |
THD (dB) | -78.9 |
DNL (±LSB) | 0.5 |
INL (±LSB) | 1.4 |
Package/Pins | TQFN/40 |
Budgetary Price (See Notes) | $33.07 @1k |
技術資料
データシート | 14ビット、65Msps、3.3V ADC | Feb 04, 2005 | |
チュートリアル | Reduce the Chances of Human Error: Part 2, Super Amps and Filters for Analog Interface | ||
アプリケーションノート | 折返し周波数計算表 | ||
アプリケーションノート | 高速データコンバータ用の回路図とレイアウトのガイドライン | ||
アプリケーションノート | Crunching FFTs with Microsoft Excel |
以下タイトルをクリックして詳細をご覧ください。
説明
MAX12553/MAX12554/MAX12555の評価キット(EVキット)は14ビットアナログ-ディジタルコンバータ(ADC)ファミリの性能評価に必要な全部品を搭載する完全実装および試験済みPCBです。これらのADCは差動またはシングルエンドアナログ入力を受け付けますが、このEVキットは単一のシングルエンドアナログ信号源で両タイプの信号に対して評価することができます。ユーザが用意する高速ロジックアナライザやデータ収集システムを使って、このADCによって生成されるディジタル出力を容易に捕捉することができます。このEVキットは1.8Vおよび3.3Vの電源で動作し、ユーザが用意するAC信号から低ジッタクロック信号を生成する回路を搭載しています。
詳細を見る特長
- サンプリングレート:95Msps (MAX12555)
- サンプリングレート:80Msps (MAX12554)
- サンプリングレート:65Msps (MAX12553)
- 低電圧および低電力の動作
- 完全差動またはシングルエンド信号入力構成
- 差動またはシングルエンドクロック構成
- デューティサイクルを調整するクロック整形回路実装
- 完全実装および試験済み
説明
MAX12553/MAX12554/MAX12555の評価キット(EVキット)は14ビットアナログ-ディジタルコンバータ(ADC)ファミリの性能評価に必要な全部品を搭載する完全実装および試験済みPCBです。これらのADCは差動またはシングルエンドアナログ入力を受け付けますが、このEVキットは単一のシングルエンドアナログ信号源で両タイプの信号に対して評価することができます。ユーザが用意する高速ロジックアナライザやデータ収集システムを使って、このADCによって生成されるディジタル出力を容易に捕捉することができます。このEVキットは1.8Vおよび3.3Vの電源で動作し、ユーザが用意するAC信号から低ジッタクロック信号を生成する回路を搭載しています。
詳細を見る特長
- サンプリングレート:95Msps (MAX12555)
- サンプリングレート:80Msps (MAX12554)
- サンプリングレート:65Msps (MAX12553)
- 低電圧および低電力の動作
- 完全差動またはシングルエンド信号入力構成
- 差動またはシングルエンドクロック構成
- デューティサイクルを調整するクロック整形回路実装
- 完全実装および試験済み
説明
MAX12553/MAX12554/MAX12555の評価キット(EVキット)は14ビットアナログ-ディジタルコンバータ(ADC)ファミリの性能評価に必要な全部品を搭載する完全実装および試験済みPCBです。これらのADCは差動またはシングルエンドアナログ入力を受け付けますが、このEVキットは単一のシングルエンドアナログ信号源で両タイプの信号に対して評価することができます。ユーザが用意する高速ロジックアナライザやデータ収集システムを使って、このADCによって生成されるディジタル出力を容易に捕捉することができます。このEVキットは1.8Vおよび3.3Vの電源で動作し、ユーザが用意するAC信号から低ジッタクロック信号を生成する回路を搭載しています。
詳細を見る特長
- サンプリングレート:95Msps (MAX12555)
- サンプリングレート:80Msps (MAX12554)
- サンプリングレート:65Msps (MAX12553)
- 低電圧および低電力の動作
- 完全差動またはシングルエンド信号入力構成
- 差動またはシングルエンドクロック構成
- デューティサイクルを調整するクロック整形回路実装
- 完全実装および試験済み
![]() | シミュレーションモデル MAX12553 IBISモデル | ダウンロード |
パラメーター
Resolution (bits) | 14 |
# Input Channels | 1 |
Sample Rate (Msps) (max) | 65 |
Data Bus Interface | µP/14 |
AC Specs (MHz) (@ fIN) | 175 |
SFDR (dBc) (min) | 80.7 |
SINAD (dB) | 70 |
SNR (dB) | 70.9 |
THD (dB) | -78.9 |
DNL (±LSB) | 0.5 |
INL (±LSB) | 1.4 |
Package/Pins | TQFN/40 |
Budgetary Price (See Notes) | $33.07 @1k |
主な機能
- 最高400MHzのIFサンプリング
- 優れたダイナミック性能
- SNR:74.0dB/71dB (fIN = 3MHz/175MHzにて)
- SFDR:90.6dBc/80.7dBc (fIN = 3MHz/175MHzにて)
- 低ノイズフロア:-76dBFS
- 3.3V低電力動作
- 337mW (シングルエンドクロックモード)
- 363mW (差動クロックモード)
- 150µW (パワーダウンモード)
- 完全差動またはシングルエンドのアナログ入力
- フルスケールのアナログ入力範囲を調整可能:±0.35V~±1.10V
- コモンモードのリファレンス
- 2の補数またはグレイコードによるCMOS互換出力
- データ有効インジケータによってディジタル設計を簡素化
- データ範囲外インジケータ
- エクスポーズドパドル付きの小型40ピンTQFNパッケージ
- 評価キットあり(MAX12555EVKIT)
アプリケーション/用途
- IFおよびベースバンド通信レシーバ:セルラ、ポイント間マイクロ波、HFC、WLAN
- 低電力データ収集
- ポータブル計測機器
- 超音波および医療用画像化
説明
MAX12553は、3.15V~3.60Vの単一電源で動作し、消費電力は363mW、175MHzの入力周波数で71dBの信号対雑音比(SNR)性能を実現します。低動作電力に加えて、MAX12553は、150µWのパワーダウンモードを備え、アイドル状態における消費電力を低減します。
MAX12553のリファレンスは柔軟な構造で、内蔵の2.048Vバンドギャップリファレンスもしくは外部リファレンスを利用できます。また、このリファレンス構造は、フルスケールのアナログ入力範囲を±0.35V~±1.10Vに調整することができます。MAX12553はコモンモードのリファレンスを備えているため、差動アナログ入力回路の外付け部品点数が削減され、設計が簡素化されます。
MAX12553は、シングルエンドと差動の両方の入力クロック駆動をサポートしています。ADCの内蔵デューティサイクル等化器(DCE)によって、広範囲に及ぶクロックデューティサイクルの変動を補正しています。
ADC変換の結果は、14ビットCMOS互換パラレル出力のバス経由で出力し、出力フォーマットは、2の補数またはグレイコードのいずれかをピンによって選択可能です。データ有効インジケータによって、通常、信頼性のあるディジタル接続を補償するための外付け部品が不要となります。1.7V~3.6Vの幅広い電圧を入力できる独立したディジタル電源入力により、さまざまなロジックレベルにMAX12553を接続することができます。
MAX12553は、エクスポーズドパドル(EP)付きの6mm x 6mm x 0.8mmの40ピンTQFNパッケージで提供されます。工業用拡張温度範囲(-40℃~+85℃)での動作が保証されています。
ピンコンパチブル、12/14ビット高速ADCファミリの全リストは、パラメトリック表を参照してください(English only)。
技術資料
データシート | 14ビット、65Msps、3.3V ADC | Feb 04, 2005 | |
チュートリアル | Reduce the Chances of Human Error: Part 2, Super Amps and Filters for Analog Interface | ||
アプリケーションノート | 折返し周波数計算表 | ||
アプリケーションノート | 高速データコンバータ用の回路図とレイアウトのガイドライン | ||
アプリケーションノート | Crunching FFTs with Microsoft Excel |