製品の詳細
MAX1211は、リファレンス構造がフレキシブルなため、内蔵の高精度バンドギャップリファレンスを利用したり、外部印加リファレンスを利用することができます。コモンモードリファレンスが提供されているため、差動アナログ入力回路において、設計がシンプルになり、外付け部品点数が減少します。
MAX1211は、シングルエンドおよび差動入力クロック駆動の両方をサポートします。クロックデューティサイクルの広範囲変動は、ADCの内蔵デューティサイクルイコライザで補償されます。
MAX1211は、パラレルの、CMOS対応出力を備えています。ディジタル出力フォーマットは、2の補数またはグレイコードをピンで選択することができます。データ有効インジケータによって、信頼性のあるディジタルインタフェースに通常必要な外付け部品が不要になります。ディジタル出力用の別個の電源入力は1.7V~3.6Vの電圧を受け入れ、各種ロジックレベルとフレキシブルにインタフェースすることができます。MAX1211は6mm x 6mm x 0.8mmのエクスポーズドパドル(EP)付40ピンTQFNパッケージで提供され、-40℃~+85℃の拡張温度範囲での動作が保証されています。
ピンコンパチブル、12/14ビット高速ADCファミリの全リストは、パラメトリック表を参照してください(English only)。
主な機能
- 直接IFサンプリング:最高400MHz
- 入力帯域幅:700MHz
- 卓越したダイナミック性能
- 66.8dB SN比(fIN = 175MHz時)
- 79.7dBc SFDR (fIN = 175MHz時)
- 低電力動作:3.3V
- 314mW (シングルエンドクロックモード時)
- 340mW (差動クロックモード時)
- 差動またはシングルエンドクロック
- 20%~80%デューティサイクルのクロックを受け入れ
- 完全差動またはシングルエンドアナログ入力
- 可変フルスケールアナログ入力範囲
- コモンモードリファレンス
- パワーダウンモード
- 2の補数またはグレイコードのCMOS対応出力
- データ有効インジケータがディジタルインタフェースを簡素化
- 範囲外インジケータ
- エクスポーズドパドル付小型40ピンTQFNパッケージ
- 評価キット入手可能(MAX1211EVKITを請求してください)
アプリケーション/用途
- セルラ、LMDS、ポイント間マイクロ波、MMDS、HFC、WLAN
- IFおよびベースバンド通信レシーバ:セルラ、ポイント間マイクロ波、HFC、WLAN
- 低電力データ収集
- MMDS、HFC、WLAN
- ポータブル計測機器
- 超音波および医療用画像化
Resolution (bits) | 12 |
# Input Channels | 1 |
Sample Rate (Msps) (max) | 65 |
AC Specs (MHz) (@ fIN) | 175 |
SFDR (dBc) (min) | 79.7 |
SINAD (dB) | 66.5 |
SNR (dB) | 66.8 |
THD (dB) | -78.7 |
DNL (±LSB) | 0.3 |
INL (±LSB) | 0.3 |
Package/Pins | TQFN/40 |
Budgetary Price (See Notes) | $16.63 @1k |
技術資料
データシート | 65Msps、12ビット、IFサンプリングADC | Nov 10, 2004 | |
アプリケーションノート | Crunching FFTs with Microsoft Excel | ||
アプリケーションノート | ディジタルレシーバアプリケーションにおける高性能ADCおよびRF部品に対するダイナミック性能要件 | ||
チュートリアル | Selecting the Optimum Test Tones and Test Equipment for Successful High-Speed ADC Sinewave Testing | ||
チュートリアル | Coherent Sampling vs. Window Sampling |
以下タイトルをクリックして詳細をご覧ください。
説明
MAX1211の評価キット(EVキット)は、12ビット、アナログ-ディジタルコンバータ(ADC)のMAX1211、MAX1206~MAX1209、およびMAX19538を評価するための全部品を搭載した完全実装および試験済みの回路ボードです。MAX1211は、差動またはシングルエンドアナログ入力信号で動作します。この評価キットは、シングルエンドアナログ信号のみを入力して、両タイプの信号に対してADCを評価することができます。ユーザが用意する高速ロジックアナライザやデータ収集システムを使って、ADCが生成したディジタル出力を容易に収集することができます。この評価キットは2.0Vと3.3Vの電源で動作します。この評価キットにはユーザが用意するAC信号から差動クロック信号を生成する回路が搭載されています。また、このキットには、MAX1211が実装されています。評価用のピンコンパチブルMAX1206~MAX1209またはMAX19538の無料サンプルについてはお問い合わせください。
詳細を見る特長
- 最高サンプリングレート:65Msps (MAX1211)
- 低電圧/電力で動作
- 完全差動またはシングルエンド信号入力構成
- 差動またはシングルエンドクロック入力構成
- デューティサイクルが可変のクロック整形回路を実装
- MAX1206~MAX1209およびMAX19538も評価可能
- 完全実装および試験済み
パラメーター
Resolution (bits) | 12 |
# Input Channels | 1 |
Sample Rate (Msps) (max) | 65 |
AC Specs (MHz) (@ fIN) | 175 |
SFDR (dBc) (min) | 79.7 |
SINAD (dB) | 66.5 |
SNR (dB) | 66.8 |
THD (dB) | -78.7 |
DNL (±LSB) | 0.3 |
INL (±LSB) | 0.3 |
Package/Pins | TQFN/40 |
Budgetary Price (See Notes) | $16.63 @1k |
主な機能
- 直接IFサンプリング:最高400MHz
- 入力帯域幅:700MHz
- 卓越したダイナミック性能
- 66.8dB SN比(fIN = 175MHz時)
- 79.7dBc SFDR (fIN = 175MHz時)
- 低電力動作:3.3V
- 314mW (シングルエンドクロックモード時)
- 340mW (差動クロックモード時)
- 差動またはシングルエンドクロック
- 20%~80%デューティサイクルのクロックを受け入れ
- 完全差動またはシングルエンドアナログ入力
- 可変フルスケールアナログ入力範囲
- コモンモードリファレンス
- パワーダウンモード
- 2の補数またはグレイコードのCMOS対応出力
- データ有効インジケータがディジタルインタフェースを簡素化
- 範囲外インジケータ
- エクスポーズドパドル付小型40ピンTQFNパッケージ
- 評価キット入手可能(MAX1211EVKITを請求してください)
アプリケーション/用途
- セルラ、LMDS、ポイント間マイクロ波、MMDS、HFC、WLAN
- IFおよびベースバンド通信レシーバ:セルラ、ポイント間マイクロ波、HFC、WLAN
- 低電力データ収集
- MMDS、HFC、WLAN
- ポータブル計測機器
- 超音波および医療用画像化
説明
MAX1211は、リファレンス構造がフレキシブルなため、内蔵の高精度バンドギャップリファレンスを利用したり、外部印加リファレンスを利用することができます。コモンモードリファレンスが提供されているため、差動アナログ入力回路において、設計がシンプルになり、外付け部品点数が減少します。
MAX1211は、シングルエンドおよび差動入力クロック駆動の両方をサポートします。クロックデューティサイクルの広範囲変動は、ADCの内蔵デューティサイクルイコライザで補償されます。
MAX1211は、パラレルの、CMOS対応出力を備えています。ディジタル出力フォーマットは、2の補数またはグレイコードをピンで選択することができます。データ有効インジケータによって、信頼性のあるディジタルインタフェースに通常必要な外付け部品が不要になります。ディジタル出力用の別個の電源入力は1.7V~3.6Vの電圧を受け入れ、各種ロジックレベルとフレキシブルにインタフェースすることができます。MAX1211は6mm x 6mm x 0.8mmのエクスポーズドパドル(EP)付40ピンTQFNパッケージで提供され、-40℃~+85℃の拡張温度範囲での動作が保証されています。
ピンコンパチブル、12/14ビット高速ADCファミリの全リストは、パラメトリック表を参照してください(English only)。
技術資料
データシート | 65Msps、12ビット、IFサンプリングADC | Nov 10, 2004 | |
アプリケーションノート | Crunching FFTs with Microsoft Excel | ||
アプリケーションノート | ディジタルレシーバアプリケーションにおける高性能ADCおよびRF部品に対するダイナミック性能要件 | ||
チュートリアル | Selecting the Optimum Test Tones and Test Equipment for Successful High-Speed ADC Sinewave Testing | ||
チュートリアル | Coherent Sampling vs. Window Sampling |