製品の詳細



このデバイスは非常にフレキシブルな入力構成を備え、6つの入力端子(WLP)をアナログまたはデジタルマイクロフォン入力、差動またはシングルエンドライン入力、またはフルスケール直接差動入力として設定可能です。アナログ入力は、録音経路のADCまたは直接任意のアナログ出力ミキサに接続することができます。
このデバイスは、256 x fSまたは10MHz~60MHzのマスタークロック周波数で動作します。デジタルオーディオインタフェースは、マスターまたはスレーブモード動作、8kHz~96kHzのサンプルレート、およびI2S、左詰め/右詰め、TDMなどの標準PCM形式をサポートしています。
録音/再生経路は、FlexSound®技術のDSPを備えています。これには、デジタルゲイン/フィルタ、バイクワッドフィルタ(録音)、ダイナミックレンジ制御(再生)、および周波数応答の最適化によってスピーカの性能を向上させることが可能な7バンドパラメトリックイコライザ(再生)が含まれています。
ステレオD級スピーカアンプは効率的な増幅を提供し、低電磁放射が特長で、フィルタレス動作に対応し、4Ωと8Ωの両方の負荷を駆動可能です。DirectDrive®ステレオH級ヘッドフォンアンプはグランド基準の出力を提供するため、大型のDCブロッキングコンデンサが不要です。このデバイスは、ステレオシングルエンドライン出力として再構成可能な差動レシーバ(イヤホン)アンプも内蔵しています。
主な機能
- HPへのダイナミックレンジ102dBのステレオDAC (8kHz < fS < 96kHz)
- ステレオ再生時消費電力:3.6mW
- ダイナミックレンジ99dBのステレオADC (8kHz < fS < 96kHz)
- ステレオ録音時消費電力:4.2mW
- 3つのステレオシングルエンド/差動のアナログマイクロフォン/ライン入力(WLPバージョン)
- ステレオPDMデジタルマイクロフォン入力
- マスタークロック周波数:256 x fS~60MHz
- I2S/LJ/RJ/TDMデジタルオーディオインタフェース
- FlexSound技術による信号処理
- 録音経路のバイクワッドフィルタ
- 再生経路の7バンドパラメトリックEQ
- 再生経路の自動レベル制御
- デジタルフィルタおよびゲイン/レベル制御
- 低EMIステレオD級スピーカアンプ
- 3.2W/チャネル(RL = 4Ω、VSPK_VDD = 5V、WLP)
- 1.8W/チャネル (RL = 8Ω、VSPK_VDD = 5V、WLP)
- DirectDriveステレオH級ヘッドフォンアンプジャック検出および識別
- 差動レシーバアンプ/ステレオライン出力
- 強力なクリック/ポップ低減回路
- RF耐性を備えたアナログ入力および出力
- 設定可能なマイクロフォンバイアス
- 2つのアドレスオプションを備えたI2C制御インタフェース
- 49ピン0.4mm WLPおよび40ピンTQFNパッケージ
アプリケーション/用途
- スマートフォン
- タブレット
Functions | Audio CODEC |
VSUPPLY (V) (min) | 1.08 (Digital) 1.65 (Analog) 1.65 (Digital) 2.8 (Class D) |
VSUPPLY (V) (max) | 1.98 (Digital) 2.0 (Analog) 3.6 (Digital) 5.5 (Class D) |
IQ (mA) | 2.49 (DAC Playback Headphone) 3.64 (Full Duplex Mono Receiver Out) 4.14 (DAC Playback Stereo Speaker) |
# ADCs | 2 |
# DACs | 2 |
SNR (dB) (ADC) | 99 |
Bit Depth (ADC) | 24 |
Sample Rate (kHz) (ADC) | 8 to 96 |
SNR (dB) (DAC) | 102 |
Bit Depth (DAC) | 24 |
Sample Rate (kHz) (DAC) | 8 to 96 |
Pitch (mm) | 0.4 |
Interface | Audio - I2S Audio - PCM/TDM Serial - I2C Serial - SPI |
Package/Pins | TQFN/40 WLP/49 |
Budgetary Price (See Notes) | $2.76 @1k |
技術資料
データシート | 超低電力ステレオオーディオコーデック | Jan 23, 2019 | |
チュートリアル | 設計に最適なオーディオアンプを選択する方法 |
以下タイトルをクリックして詳細をご覧ください。
説明
MAX98090 (TQFN)の評価キット(EVキット)は、オーディオコーデックのMAX98090 (TQFN)を評価する完全実装および試験済み回路基板です。MAX98090は、イヤホンアンプ、ステレオD級アンプ、ステレオDirectDrive®ヘッドフォンアンプ、およびデジタル信号処理を備えた集積化オーディオコーデックです。
幅広いオーディオソースへの接続を容易にするために、このEVキットはUSBとS/PDIFの両方のデータをI2Sデータに変換するオーディオデバイスを内蔵しています。このEVキットは、MAXQ2000マイクロコントローラも搭載しており、ボード上のI2CおよびSPI対応デバイスとのI2CおよびSPI通信が可能です。簡素で直観的なグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)は、Windows XP®、Windows 7、またはWindows 8対応ソフトウェアを実行するWindows® OSを介してEVキットとの通信を提供します。
WLPパッケージ用の評価キットも入手可能です:MAX98090EVKIT#WLP


特長
- 完全実装および試験済み
- 単一電源動作:2.8V~5.5V
- 実証済みオーディオPCBレイアウト
- USB-I2Cインタフェース内蔵
- USB-I2Sコンバータ内蔵
- S/PDIFトランシーバ内蔵
- クロックソース内蔵
- デジタルマイクロフォン内蔵
- Windows XP、7、および8対応のソフトウェア
説明
MAX98090 (WLP)の評価キット(EVキット)は、オーディオコーデックのMAX98090 (WLP)を評価する完全実装および試験済み回路基板です。MAX98090は、イヤホンアンプ、ステレオD級アンプ、ステレオDirectDrive®ヘッドフォンアンプ、およびデジタル信号処理を備えた集積化オーディオコーデックです。
幅広いオーディオソースへの接続を容易にするために、このEVキットはUSBとS/PDIFの両方のデータをI2Sデータに変換するオーディオデバイスを内蔵しています。このEVキットは、MAXQ2000マイクロコントローラも搭載しており、ボード上のI2CおよびSPI対応デバイスとのI2CおよびSPI通信が可能です。簡素で直観的なグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)は、Windows XP®、Windows 7、またはWindows 8対応ソフトウェアを実行するWindows® OSを介してEVキットとの通信を提供します。
TQFNパッケージ用の評価キットも入手可能です:MAX98090EVKIT#TQFN


特長
- 単一電源動作:2.8V~5.5V
- 実証済みオーディオPCBレイアウト
- USB-I2Cインタフェース搭載
- USB-I2Sコンバータ搭載
- S/PDIFトランシーバ搭載
- クロックソース搭載
- デジタルマイクロフォン搭載
- Windows XP、Windows 7、およびWindows 8対応のソフトウェア
- 実証済みPCBレイアウト
- 完全実装および試験済み
パラメーター
Functions | Audio CODEC |
VSUPPLY (V) (min) | 1.08 (Digital) 1.65 (Analog) 1.65 (Digital) 2.8 (Class D) |
VSUPPLY (V) (max) | 1.98 (Digital) 2.0 (Analog) 3.6 (Digital) 5.5 (Class D) |
IQ (mA) | 2.49 (DAC Playback Headphone) 3.64 (Full Duplex Mono Receiver Out) 4.14 (DAC Playback Stereo Speaker) |
# ADCs | 2 |
# DACs | 2 |
SNR (dB) (ADC) | 99 |
Bit Depth (ADC) | 24 |
Sample Rate (kHz) (ADC) | 8 to 96 |
SNR (dB) (DAC) | 102 |
Bit Depth (DAC) | 24 |
Sample Rate (kHz) (DAC) | 8 to 96 |
Pitch (mm) | 0.4 |
Interface | Audio - I2S Audio - PCM/TDM Serial - I2C Serial - SPI |
Package/Pins | TQFN/40 WLP/49 |
Budgetary Price (See Notes) | $2.76 @1k |
主な機能
- HPへのダイナミックレンジ102dBのステレオDAC (8kHz < fS < 96kHz)
- ステレオ再生時消費電力:3.6mW
- ダイナミックレンジ99dBのステレオADC (8kHz < fS < 96kHz)
- ステレオ録音時消費電力:4.2mW
- 3つのステレオシングルエンド/差動のアナログマイクロフォン/ライン入力(WLPバージョン)
- ステレオPDMデジタルマイクロフォン入力
- マスタークロック周波数:256 x fS~60MHz
- I2S/LJ/RJ/TDMデジタルオーディオインタフェース
- FlexSound技術による信号処理
- 録音経路のバイクワッドフィルタ
- 再生経路の7バンドパラメトリックEQ
- 再生経路の自動レベル制御
- デジタルフィルタおよびゲイン/レベル制御
- 低EMIステレオD級スピーカアンプ
- 3.2W/チャネル(RL = 4Ω、VSPK_VDD = 5V、WLP)
- 1.8W/チャネル (RL = 8Ω、VSPK_VDD = 5V、WLP)
- DirectDriveステレオH級ヘッドフォンアンプジャック検出および識別
- 差動レシーバアンプ/ステレオライン出力
- 強力なクリック/ポップ低減回路
- RF耐性を備えたアナログ入力および出力
- 設定可能なマイクロフォンバイアス
- 2つのアドレスオプションを備えたI2C制御インタフェース
- 49ピン0.4mm WLPおよび40ピンTQFNパッケージ
アプリケーション/用途
- スマートフォン
- タブレット
説明



このデバイスは非常にフレキシブルな入力構成を備え、6つの入力端子(WLP)をアナログまたはデジタルマイクロフォン入力、差動またはシングルエンドライン入力、またはフルスケール直接差動入力として設定可能です。アナログ入力は、録音経路のADCまたは直接任意のアナログ出力ミキサに接続することができます。
このデバイスは、256 x fSまたは10MHz~60MHzのマスタークロック周波数で動作します。デジタルオーディオインタフェースは、マスターまたはスレーブモード動作、8kHz~96kHzのサンプルレート、およびI2S、左詰め/右詰め、TDMなどの標準PCM形式をサポートしています。
録音/再生経路は、FlexSound®技術のDSPを備えています。これには、デジタルゲイン/フィルタ、バイクワッドフィルタ(録音)、ダイナミックレンジ制御(再生)、および周波数応答の最適化によってスピーカの性能を向上させることが可能な7バンドパラメトリックイコライザ(再生)が含まれています。
ステレオD級スピーカアンプは効率的な増幅を提供し、低電磁放射が特長で、フィルタレス動作に対応し、4Ωと8Ωの両方の負荷を駆動可能です。DirectDrive®ステレオH級ヘッドフォンアンプはグランド基準の出力を提供するため、大型のDCブロッキングコンデンサが不要です。このデバイスは、ステレオシングルエンドライン出力として再構成可能な差動レシーバ(イヤホン)アンプも内蔵しています。
技術資料
データシート | 超低電力ステレオオーディオコーデック | Jan 23, 2019 | |
チュートリアル | 設計に最適なオーディオアンプを選択する方法 |