電気/電子用語および定義:M

0-9ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ
M2M 携帯電話ネットワーク技術、WLAN、Bluetooth、およびRFID (無線IDタグ)のようなワイヤレス技術によるMachine-to-Machine (マシン間)またはMachine-to-Mobile (マシン-モバイル間)通信。アプリケーションには、自動メータ読み込み、車両管理、自動販売機、監視および制御、セキュリティと警報、および遠隔医療などがある。
mA MilliampereまたはMilliamp (ミリアンペア):1アンペアの1/1000。アンペアは電流を測るための基本単位。


ミリアンペアとは

口語では「Amp」に短縮される「アンペア(Ampere)」は、電流のSI単位であり、記号「A」で表記されます。電子部品は通常、1A未満の電流を使用します。エンジニアは、小数の使用を避けるために(科学的記数法の一部である)工学的記数法を使用します。小さな電流の場合、0.5Aや0.01Aではなく、「ミリアンペア」の倍数として表す方が便利です。

1ミリアンペアは1Aの1,000分の1に相当します。たとえば、0.1Aは100ミリアンペアで、0.01Aは10ミリアンペアです。「ミリアンペア」は口頭で使用され、文書ではmAと略記されます。機器が動作中であるか、それともスタンバイ状態であるかを示すためによく使用される発光ダイオード(LED) (図1)は、通常、10~30mAを使用します。
“図1.
図1. LEDのスタンバイインジケータ


マイクロアンペアとは

「マイクロアンペア(microAmpere)」(通常口語では「microAmp」に短縮)は、ミリアンペアの1,000分の1、またはアンペアの100万分の1です。1マイクロアンペアは、文書では1µAと略記されます。記号「µ」(ミュー)はギリシャ文字です。電子部品の小型化に伴って、電子部品で使用される電流も小さくなっており、1mAを下回ることもあります。1mA未満の電流は通常、マイクロアンペアの倍数で表されます。たとえば、0.1mAは100µAです。1mA未満の電流を使用する電子部品は、マイクロ電子部品またはデバイスと呼ばれることがよくあります。その一例はシリコンチップ上の1つのトランジスタです。トランジスタの記号を図2に示しています。
“図2.
図2. トランジスタの記号


ミリアンペアの使用例

ミリアンペアは、バッテリの容量を明記する際に広く使用されています。たとえば、携帯電話のバッテリ(図3)の容量は、3,000ミリアンペア時(3,000mAh)などと記載されることがあります。これは、そのバッテリが3,000mAを1時間、6,000mAを30分間、または1,000mAを3時間(等々)供給することができるという意味です。言い換えれば、携帯電話の使用する電流が大きくなるほど、バッテリの持続時間は短くなります。
“図3.
図3. 3,000mAhの携帯電話用バッテリ


mAと電気料金の関係

電力会社は、「単位電力」と呼ばれる電流の使用量に基づいて顧客に電気料金を請求します。1単位電力は1キロワット時です(米国では、これは約10Ahに相当します)。単位電力の使用量は電力メーターで記録されます(図4)。検針は通常、1カ月または2カ月に1回行われ、消費者は使用量に応じて料金を請求されます。
“図4.
図4. 電力メーター
MAC 参照:MAC Address
MAC Address Media Access Control Address (媒体アクセス制御アドレス):IEEE 802 (イーサネット)ネットワークにあるように、ネットワークの各ノードを個別に識別するハードウェアアドレス。MAC層は、ネットワーク媒体と直接インタフェースする。maca、MAC。
maca 参照:MAC Address
Machine-to-machine 参照:M2M
machine-to-mobile 参照:M2M
mAh 参照:Ampere-hour
Make-Before-Break 参照:MBB
Manchester Data Encoding マンチェスターデータ符号化:マンチェスター符号化は、デジタルデータの低コスト無線周波数(RF)伝送用変調方式として広く認められてきたバイナリ位相偏移変調(BPSK)の1形式。その主な特長は、連続した0または1の長い列が決して生じないようにデータを符号化することである。この保証された遷移は、伝送されたデータからクロックを導き出すことができることを意味する。これによって、不正確で低コストのデータレートクロックのトランスミッタから可変信号強度で機能するリンクが可能になる。

詳細:アプリケーションノート無線通信用のマンチェスタデータ符号化方式

Manchester Encoding 参照:Manchester Data Encoding
manganese dioxide 参照:Lithium batteries
manganese lithium 参照:Lithium batteries
MAP Manifold Absolute Pressure (多岐管における絶対圧力)。
Margining マージニング:「安全マージン」を決める試験手順。デバイスの感度または所定の入力範囲を動作する能力を決定するためにパラメータは多様。多くの部品が仕様の安全範囲を決定し、性能と結果を保証するために特性化が可能。
Master Out Slave In 参照:MOSI
Max. DNL (LSB) 最大DNL (LSB):LSB数で表される最大微分非直線性。
Max. Hold Step (MV) 最大ホールドステップ(MV):サンプルモードとホールドモードの間で切り替わる際、浮遊容量からのチャージ注入によってホールドコンデンサの最大電圧が変化する。
Max. INL as percent FSR 最大INL (±%FSR):フルスケールレンジのパーセント値で表される最大積分非直線性。
MaxBass 参照:Bass Boost
MAXTON Maximum Time-On (最大タイムオン)。
MBB Make-Before-Break (メークビフォアブレーク):スイッチングデバイスにおいて、前の接続がオープンになる前に新しい接続経路が確立すること。このことによって、スイッチされる経路が開放になることを避けることができる。

メカニカルなシステム(例としては、リレーや手動スイッチを使用するシステム)、半導体のアナログマルチプレクサおよびスイッチに使用される。

MBC Main Booster Converter (主昇圧コンバータ)。
Mbps 参照:Bandwidth
MC Multicommunicator (マルチコミュニケータ)。
MCM
  1. Multi-Chip Module (MCM:マルチチップモジュール):2個以上の相互接続されたチップを持つ集積回路パッケージ。
  2. MCMは旧ワイヤ測定値であるthousands of circular milsの略称。1 MCM = 1 kcmil = 0.5067平方ミリメートル。1 milは1/1000 inch。直径200 milのワイヤは40 MCM。
  3. MCMは大型直径ワイヤに通常使用される。ほとんどのワイヤはAWGを使用。
  4. MCMはmillion cubic meters (百万立方メートル)としても使われる。
Mcps 1. Megacycles per second (メガサイクル/秒(旧)):メガヘルツ

2. Megachips per Second (メガチップ/秒):ダイレクトシーケンススペクトラム拡散信号では、「チップ」は符号化の要素である。Mcpsは、回路によってチップが生成される速度の基準である。

詳細:「スペクトラム拡散方式の通信について」

MDAC Multiplying Digital-to-Analog Converter (乗算型デジタル-アナログコンバータ)。
MEC 参照:Micro Energy Cell
Media Access Control Address 参照:MAC Address
Media Independent Interface MII (Media Independent Interface):10Mbpsおよび100Mbpsイーサネットに使われるパラレルデジタルバス。
MegaBaud メガボー:1Mbps以上のRS-232ロジックレベル対応データ速度。
megabits 参照:Bandwidth
Megachips per Second 参照:Mcps
Megacycles per Second 参照:Mcps
Megahertz 参照:MHz
MEMS 「Micro Electronic Mechanical Systems」の頭文字をとった言葉、またはマイクロエレクトロメカニカル・システムのこと:機械部品と電気部品を組み合わせたシステムで、半導体製造技術を用いて製造される。一般例としては、センサとアンプ、またはセンサと信号処理回路を組み合わせた、圧力および加速センサが挙げられる。その他のアプリケーションとしてスイッチ、バルブ、および導波管がある。
MESFET Metal-Semiconductor Field-Effect-Transistor (金属半導体電界効果トランジスタ):JFETのようにp-n接合を、またはMOSFETのように金属酸化物半導体層を使用するのではなく、MESFETは伝導チャネルを生成するのに金属半導体(ショットキー)接合を使用する。
Metal Oxide Varistor 金属酸化物バリスタ(MOV、またはサージサプレッサ):過電圧をグランドおよび/または中立線にそらすディスクリートの電子部品。
metal whiskers 参照:Tin Whiskers
Metal-Semiconductor Field-Effect-Transistor 参照:MESFET
MFSK Multiple Frequency-Shift Keying (複合周波数偏移変調)。
MHz Megahertz (メガヘルツ):周波数の測定単位 -- Million Cycles per Second
Micro Energy Cell マイクロエネルギーセル:マイクロエネルギーセル(MEC)は、エネルギーハーべスティングアプリケーションで使用される小型、再充電可能な、長寿命のエネルギーストレージデバイス。

例として、Infinite Power SolutionsのTHINERGY® MECがある。

Microamp 参照:uA
microampere 参照:uA
Microelectromechanical systems 参照:MEMS
MicroLAN 1-Wireネットワークの1つ。1-Wire部品を使ってツイストペアケーブル上でPCやマイクロコントローラがデジタル通信を行う低コストネットワーク。
MicroMonitor™ プロセッサ制御システムに重要な3つの状態(電源、ソフトウェア実行、および外部オーバライド)を監視するデバイス。
Microprocessor Supervisor マイクロプロセッサ監視回路:ホストマイクロプロセッサやマイクロコントローラの電源電圧、および場合によっては、その動きを監視するデバイス。障害状況を監視し、通常、マイクロプロセッサにリセットを出すなどの適切な動作をとる。
MII 参照:Media Independent Interface
Milliamp 参照:mA
milliamp-hour 参照:Ampere-hour
Milliampere 参照:mA
Millivolt 参照:mV
MIMO Multiple Input, Multiple Output (マルチ入力、マルチ出力):MIMOシステムは、複数のアンテナと複数の無線を持つ。このシステムでは、送信された信号が、いくつかの異なるパスを通してレシーバに到達するマルチパス効果を利用する。それぞれのパスは異なる遅延時間を持ち、その結果、単一の送信されたシンボルの複数の例が異なる時間にレシーバに到達する。

マルチパスは干渉源となることが多いが、MIMOシステムでは、データが異なるパスを経由して異なる時間にレシーバに到達するため、データリンクの質を向上させる。たとえば、全部のメッセージを受信するのに単一のアンテナパスに頼るのではなく、さまざまなアンテナで受信された断片に基づいてメッセージをつなぎ合わせることができる。これによって、一定の範囲でデータレートを増加したり、一定のデータレートでシステム範囲を拡大することができる。

MIMOは、802.11n規格の実現で使用される。

Min LOS Sens. プログラマブルな信号喪失機能を使って達成可能な最小感度。
Min Stable Closed Loop Gain アンプが安定状態を保つ最小の閉ループ利得。
MISI Master-In, Slave-Out Isolated Input (マスタイン、スレーブアウト絶縁入力)。
MISO Master-In, Slave-Out Isolated Output (マスタイン、スレーブアウト絶縁出力)。
Mixed-signal

ミックスドシグナルICは、1つのチップにアナログ回路とデジタル回路の両方を含む集積回路である。アナログ信号は時間によって変化する連続的な信号で、デジタル信号は有限個の値のみを取る非連続的な信号である。ミックスドシグナルICは、この両方のタイプの信号を利用する。ミックスドシグナルICは、多様なアプリケーションおよび特定用途向け集積回路(ASIC)で使用される。

アナログ信号

1つの例は、アナログ回路設計のビルディングブロックであるオペアンプで、これは高利得アンプである。オペアンプは連続的な信号を受け取り、もう1つの(より高い値の)連続的な信号を出力する。また、オペアンプを使ってコンパレータを作ることも可能で、これは2つの入力電圧を比較してどちらが大きいかを示すバイナリ信号を出力する回路である。コンパレータの出力はデジタルのため、これはミックスドシグナル回路の例である。

デジタル信号

アナログ信号が連続的であるのに対して、デジタル信号は離散的、すなわち有限個の値のみを取る。1つの例は方形波で、信号は値の間を階段状に(理想的には即座に)行き来する。もう1つの例はバイナリ信号で、2つの可能な値(0/1またはオン/オフなど)を取り、AND/NANDゲートなどのロジックゲートやDフリップフロップで使用される。

ADCとDAC

ミックスドシグナルICの最も明白な2つの例は、アナログ-デジタルコンバータ(ADC)とデジタル-アナログコンバータ(DAC)である。これらはアナログをデジタルに、またはデジタルをアナログに変換するため、両方の回路を含む必要がある。

ML 参照:Lithium batteries
mm Millimeter (ミリメータ)。
MMI Man-Machine Interface (マンマシンインタフェース)。
Modulator

変調器とは何か?

変調器:ワイヤレス伝送を目的として低周波(情報)信号を高周波(搬送波)信号上に重ねる電子回路。こうする理由は、より高周波の信号ほどより短い空中線を使用して受信することが可能で、より長い空中線よりも実用性が高いため。情報信号は、アナログまたはデジタルのいずれも可能。

モジュレータ回路は、搬送波の特性の1つ(つまり、振幅、周波数、または位相)を変化させることによって、情報信号を搬送波信号上に重ねる。

下記の表は、各タイプの情報信号用の主な変調タイプをまとめている。

 

振幅

周波数

位相

アナログ

振幅変調(AM)

周波数変調

(FM)

位相変調

(PM)

デジタル

振幅偏移変調

(ASK)

周波数偏移変調(FSK)

位相偏移変調

(PSK)

送信された信号が検出および受信されると、次にデモジュレータ回路が搬送波からの情報信号の復元に使用される。

参照:I/Q変調器(I/Qモジュレータ)およびI/Q復調器(I/Qデモジュレータ)

Monotonic モノトニック:各nに対してPn + 1がPnよりも大きいか等しい場合にシーケンスは単調に増加する。同様に、各nに対してPn + 1がPnよりも小さいか等しい場合にシーケンスは単調に減少する。

簡単に説明すると、値は上がるが落ちることはない。または値は落ちるが上がることはないことを言う。

MOSFET Metal-Oxide Semiconductor Field-Effect Transistor (金属酸化物半導体電界効果トランジスタ)、Metal-Oxide Silicon Field-Effect Transmitter (金属酸化物シリコン電界効果トランスミッタ)。

MOSFETでは、ドレインとソース接点間の伝導チャネルは酸化物の大変薄い絶縁層によってチャネルから分離された金属ゲートによって制御される。ゲート電圧が、電流を流したり遮ったりする電界をつくる。

p-n接合がチャネルを制御するJFET、または金属半導体(ショットキー)接合を使用するMESFETと対比。

MOSI Master Out Slave In (マスタアウトスレーブイン):4つのシリアル周辺インタフェース(SPI)端子の1つ。
MOV 参照:Metal Oxide Varistor
MPU Microprocessing Unit (マイクロプロセッシングユニット)。
MPW Multiproject Wafer (マルチプロジェクトウェハ)。
MQFP Metric Quad Flat Pack (メトリッククワッドフラットパック)。
mrad Milliradian (ミリラジアン)。
ms Millisecond (ミリ秒)。
MSA Measurement Systems Analysis (測定システム分析):製品テスト測定が信頼性高く、堅牢、かつ統計的利点のあることを確実にするための方式。
MSB Most-Significant Bit (最上位ビット):2進数で、MSBは数の中で最も重み付けされているビット。通常、2進数は左端にMSBを位置させ書かれる。LSBは右端に位置するビット。
Msps Megasamples per second (毎秒メガサンプル):システムをデジタル化する際の速度測定基準で、毎秒サンプルは正確に取得できる最大周波数を決定する。
MT 参照:Transfer
MT/s 参照:Transfer
MTIMD Multitone Intermodulation Distortion (マルチトーン混変調歪み)。
MTPR Multitone Power Ratio (マルチトーン電力比)。
Multi-Chip Module 参照:MCM
Multipath マルチパス:無線伝送において、マルチパスは、異なる遅延で別々の経路を通して到着する信号の2つのコピーを同時に受信することを意味する。

信号が建物やその他の物ではね返り、直接(はね返っていない)信号とともに受信される場合が良い例。テレビ受信では、これが「ゴースティング」を引き起こす。「ゴースティング」とは、主画像から水平にはずれた画面上に色あせたエコーとしてみえる。

もう1つの一般的な例は、信号が電離層ではね返り、直接伝送された信号とともにその遅延信号を受信する無線(特にAMラジオ)。

マルチパスは通常好ましくない現象であるが、MIMOシステムでは、別々のアンテナが意図的にレプリカを送信し、高性能なレシーバが断片をつなぎ合わせて性能を向上させる。

multipath interference 参照:Multipath
Multiple Input-Multiple Output 参照:MIMO
Multiplex マルチプレックス:

1. 後で分離することができるような方法で、2つの信号(アナログまたはデジタルストリームも可能)を1つに組み合わせること。例としては、OFDM、標準的なFMステレオ放送(左右の音声が1つのベースバンド信号に多重化される)、ビデオといくつかの音声信号がチャネルを共有する標準的なテレビ、および各信号に別々の時間部分を与える時分割多重が挙げられる。

2. デジタル制御ラインの設定に依存して、1つの入力信号をいくつかの出力ラインのいずれかに接続させることを可能にする、通常単一CMOSチップ上にあるアナログスイッチアレイ。

マルチプレクサは、逆方向にも使用することができるため、制御ラインによっては、そのアナログスイッチアレイによって、いくつかの入力ラインの1つを出力に接続させることが可能になる。

これらの機能をいくつかまとめてマルチチャネル版として1チップ化が可能である。

マキシムはこのような製品を何百も製造している。参照:アナログスイッチおよびマルチプレクサの製品ライン

Multiplexer 参照:Multiplex
Multiplexing 参照:Multiplex
Multiplexor 参照:Multiplex
Murphy's Law うまくいかない可能性のあることはすべてそうなる。
mutual conductance 参照:Transconductance Amplifier
MUX 参照:Multiplex
mV Millivolt (ミリボルト):1mVは1Vの1/1000。
mW Milliwatt (ミリワット)。
MW Magawatt (メガワット)。
MxTNI MxTNI™ (Maxim Tiny Network Interface、旧称TINI)は、業界最小のWebサーバに対するMaximの商標。MxTNIプラットフォームは、インターネットへの接続に必要な機能を内蔵したマイクロコントローラで構成される。このプラットフォームは、広範囲のI/O、完全なTCP/IPスタック、および拡張可能なJavaランタイム環境の組合せによって、ネットワーク接続機器の開発を簡素化する。