アプリケーションノート 797

MAX2338低ノイズアンプ(LNA)とダウンコンバータをGSMフロントエンド用に最適化(REP027)


要約: GSMとDCSでの動作(942MHzと1842MHz)に対応できるようMAX2338フロントエンドICをチューニングしています。ここでは、基板の写真とともに、性能一覧表、部品表、および回路図を示しています。また、両方のバンドのIFとして270MHzを選択しています。

REP (Rapid Engineering Prototype:迅速設計試作)とは、マキシムのアプリケーションエンジニアたちが研究所で製作して測定した実際の回路です。この回路は、新たにRFを設計する場合の出発点としてご利用いただけます。なお評価キットとしての供給はしておりません。

追加情報:
目的:GSMとDCSアプリケーション用にMAX2338 LNAとダウンコンバータをチューニングする(MAX2338 LNAはCDMA用に設計されたものです)

GSMとDCSバンド(中心周波数が942MHzと1842MHz)での直線性と利得を満足できるようにMAX2338をチューニングしました。CDMAダウンコンバータのバランス出力を使用して、IFは共通の270MHzとしました。LOの中心周波数はそれぞれ1212MHzと2112MHzです。また、FMモードの不平衡出力ダウンコンバータを使用して実験的に低IFを利用しました(GSMバンドで1090MHzのLOと148MHzのIF)。各経路の目標は、+5dBmのIIP3で15dBのLNA利得、及び+5dBmのIIP3と8dBのNFで13dBのミキサ利得を達成することでした。GSM LNAのNFは1.2dBを目標としました。

結果は、LNAとCDMAダウンコンバータの利得と直線性に対する要件は満たされましたが、FMダウンコンバータでは8dBの利得しか得られませんでした。LNAのNFは両バンドで1.4dBが得られました。「最大値」及び「最小値」のデータは、MAX2338データシートの集計に基づいて推定したものです。

MAX2338受信RFフロントエンドICは、デュアルバンドCDMAセルラ電話用に設計されたものですが、デュアルバンドTDMA、GSM、またはEDGEのセルラ電話にも使用できます。MAX2338には、低ノイズアンプ(LNA)が含まれており、調整可能な高入力3次インターセプトポイント(IIP3)機能によって相互変調と混変調を最小限に抑えることができます。セルラバンドの動作では、低利得モードのLNAを利用すると低電流でより高いカスケードIIP3が得られます。CDMAダウンコンバータは、高直線性で低ノイズの差動IF出力用に設計されています。またFMダウンコンバータは、低電流シングルエンド出力用に設計されています。

テスト条件(PDF, 15K)
性能一覧表(PDF, 25K)
部品表(PDF, 39K)
GSMとDCS用にチューニングしたMAX2338の回路図(PDF, 65K)
GSMバンドのLNAとダウンコンバータのIIP3を測定するためセットアップ
GSMバンドのLNAとダウンコンバータのノイズ指数を測定するためのセットアップ
DCSバンドのLNAとダウンコンバータのIIP3を測定するためのセットアップ
DCSバンドのLNAとダウンコンバータのノイズ指数を測定するためのセットアップ
次のステップ
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