アプリケーションノート 4667

マキシムのTDMoPデバイス向けの試験済みで承認済みの発振器


要約: このアプリケーションノートは、マキシムのTDMoP (時分割多重オーバーパケット)デバイスで動作し、G.8261の準拠性試験に適合することがテストによって証明された発振器(OCXO:恒温槽付水晶発振器とTCXO:温度補償水晶発振器)を一覧で示します。データによると、TDMoPデバイスの周波数の精度は、OCXOおよびTCXOのいずれが使用されているかによって異なります。

はじめに

このアプリケーションノートは、TDMoPデバイスとともに試験を行ってG.8261の準拠性試験に適合した、承認済みの発振器を一覧で示しています。このアーティクルでは、マキシムのTDMoP製品ラインのすなわちDS34T101/DS34T102/DS34T104/DS34T108DS34S101/DS34S102/DS34S104/DS34S108、またはDS34S132に焦点を当てています。

標準動作では、発振器からの出力は内蔵のクロックリカバリシンセサイザに向けて、DS34T10xおよびDS34S10xのデバイスのCLK_HIGHピン、またはDS34S132のREFCLKピンに送出されます。オンチップ周波数コンバータブロックは、このCLK_HIGHまたはREFCLK信号から、TDMoPブロック内のクロックリカバリエンジンが必要とするリファレンスクロックを生成します。このクロックリカバリエンジン向けのリファレンスクロックはDS34T10xとDS34S10xのデバイスについては38.88MHz、DS34S132デバイスについては155.52MHzです。

発振器のリスト

Manufacturer Part Number Frequency (MHz) Type of Oscillator
Vectron C4600 38.88 OCXO
Valpay Fisher VFTCEC59L3T 38.88 OCXO
MACE-C59L3T 38.88 OCXO
Rakon E4496LF 38.88 TCXO
E4890LF 19.44 TCXO
E4889LF 10 TCXO
P4816LF 10 TCXO

結論

CLK_HIGHまたはREFCLK信号の周波数安定特性は、リカバリされたTDMクロックのワンダー性能に影響します。リカバリされたTDMクロックがトラフィックインタフェースに関してG.823/G.824の要件に準拠する必要があるアプリケーションについては通常、CLK_HIGHまたはREFCLK信号の発信源としてTCXOを使用可能です。リカバリされたクロックが同期インタフェースに関してG.823/G.824の要件に準拠する必要があるアプリケーションについては、CLK_HIGHまたはREFCLK信号は通常OCXOから発信する必要があります。マキシムのTDMoPデバイスは、OCXOをリファレンスとして使用したときには、16ppbよりも良好な1秒での短期周波数精度を実現し、またTCXOをリファレンスとして使用したときには、100ppbよりも良好な短期的周波数精度を実現します。

TDMoP製品またはMaxim®のテレコム製品のその他の点に関してご質問がある場合は、テレコム製品アプリケーションサポートチームにお問い合わせください。