アプリケーションノート 4562

インタフェース、RS-232、およびRS-485回路に関するFAQ


要約: このアプリケーションノートでは、RS-232およびRS-485トランシーバについての良くある質問(FAQ)に回答します。

このFAQ集は、新規または既存の設計でインタフェースデバイスを使用する場合に発生する可能性のある質問のうち、特に一般的なものについて回答します。質問は特定の情報の領域に基づいて別個のカテゴリに分類されています。質問および回答が複数のカテゴリにわたる場合もあります。

セクション1. RS-232に関する質問

  1. MAX3231のコンデンサにはどの電圧定格のものを使用すれば良いですか?
  2. MAX3228/MAX3229またはMAX3230/MAX3231の鉛フリーの同等品は何ですか?
  3. マキシムがMAX3222E向けに提供しているIBISモデルに対してIBSCHKを実行すると、7つの警告が出ます。これは問題ないのですか?

セクション2. RS-485に関する質問

  1. MAX487のRS-485レシーバが、オープンのケーブルの場合は適切にMARK状態になりますが、短絡されたケーブルでは必ずしもMARK状態になりません。短絡とオープンの両方のケーブルで意図通り動作させるにはどうすれば良いでしょうか?

セクション1. RS-232に関する質問

Q1. MAX3231のコンデンサにはどの電圧定格のものを使用すれば良いですか?

A1. チャージポンプ自体は、フライングコンデンサを通して最大約7Vを駆動可能です。これに、MAX3231とこれらのコンデンサの間のトレース上での高速スイッチングによって発生するdi/dt誘導電圧を加算する必要があります。標準的なレイアウトの場合、少なくともディレーティング前の定格が10Vのコンデンサを使用してください。


Q2. MAX3228/MAX3229またはMAX3230/MAX3231の鉛フリーの同等品は何ですか?

A2. MAXxxxAEEWV+Tがマキシム製のMAXxxxEEBVのRoHS準拠バージョンです。MAXxxxAEEWVでは、B2、B3、B4、C2、C3、C4、およびD2~D5の各端子に、電気的に絶縁された「ダミー」の半田バンプが追加されています。この構成は、既存のMAXxxxEEBVのデータシートのB6、D6、E4、およびE6に類似しています。

これらの部品は、MOQ (最小発注数)が2500個であることに注意してください。


Q3. マキシムがMAX3222E向けに提供しているIBISモデルに対してIBSCHKを実行すると、7つの警告が出ます。これは問題ないのですか?

A3. はい、この場合は問題ありません。IBSCHKは、有効なモデルでこれらの警告が必要かつ適切な状況が存在する可能性を理解しています。IBSCHKがこれらをエラーではなく警告として通知するのはそのためです。MAX3222E IBISモデルで「Typical value never becomes zero」という警告が2回出力されるのは、適切なRS-232の動作にプルダウンが必要であるためです。「non-monotonic」という警告が5回出力されるのは、負荷が過度になった場合にMAX3222E内の回路がドライバをシャットダウンするためです。

セクション2. RS-485に関する質問

Q1. MAX487のRS-485レシーバが、オープンのケーブルの場合は適切にMARK状態になりますが、短絡されたケーブルでは必ずしもMARK状態になりません。短絡とオープンの両方のケーブルで意図通り動作させるにはどうすれば良いでしょうか?

A1. 類似のRS-485トランシーバ設計の多くと同様、MAX487はオープンケーブルを検出することができますが短絡を検出することはできません。その後の世代のトランシーバは、短絡とオープンを扱うことができるように改良されています。たとえば、MAX3471はMAX487に対するピン互換性を備えていますが、MAX3471の方がより新しく、真のフェールセーフ機能を実装しています。これらの、より新しい世代のデバイスを代わりに使用してください。

MAX487は、Aレシーバ入力端子に少量のバイアスを印加することによってオープンケーブル検出を実装しています。終端されていない場合、これによって有効なドライバからMARK状態を受信している場合と同様のバイアスがレシーバの差動入力にかかります。MAX487のレシーバスレッショルド仕様VTHは、差動レシーバ入力がスレッショルドの-200mVを下回っている場合にSPACEを検出し、差動レシーバ入力がスレッショルドの+200mVを上回っている場合にMARKを検出するように設定されています。AとBの入力を短絡した場合、差動レシーバスレッショルドは0V付近になりますが、これはちょうどMARKとSPACEのレベルの中間です。この状況では、デバイスおよび動作環境によって、出力がMARKとSPACEのどちらに検出される可能性もあります。

より新しいデバイスで実装されているレシーバ技術では、レシーバの差動入力が-50mV以上の場合に、スレッショルドがMARK状態に該当しているように動作することが保証されています。
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