アプリケーションノート 3601

マキシム評価キットでのWindowsのプラグアンドプレイとUSBのトラブルシューティング


要約: このアプリケーションノートは、評価キットインタフェースボードのCMAXQUSBおよびCMODUSBのインストールとトラブルシューティングに役立ちます。また、よくある質問(FAQ)に対する回答も記載しています。

CMAXQUSB/CMODUSBのデバイスドライバのインストール
検索場所の指定 - CD-ROMによるインストール
検索場所の指定 - マキシムのウェブサイトでソフトウェアを更新
Windows® XPが「ドライバがディジタル署名されていない」と報告する
選択されているドライバの確認
インストールの成功
Windowsがドライバを検出することができなかった場合
不明なデバイス(インストールの失敗)
問題:ソフトウェアがUSBインタフェースボードに接続することができない
オペレーティングシステムは対応していますか?
USBケーブルは正しいものですか?
ボードを接続したときにUSBデバイスドライバをインストールしましたか?
対処:インストールに失敗したデバイスノードを削除する
質問:電源が必要ですか?
質問:USB 2.0が必要ですか?
CMAXQUSB/CMODUSBデバイスドライバの削除

CMAXQUSB/CMODUSBデバイスドライバのインストール

CMODUSBまたはCMAXQUSBのボードを初めて接続すると、Windowsのプラグアンドプレイシステムによって、新しいハードウェアが検出され、Add New Hardware Wizard (新しいハードウェアの追加ウィザード)が自動的に開始されます(画面ショットは、Windows 98の場合です。Windows 2000とWindows XPの場合は、少し異なります)。

検索場所の指定 - CD-ROMによるインストール

Add New Hardware Wizard (新しいハードウェアの追加ウィザード)は、デバイスドライバを検索する場所を尋ねてきます。評価キットに付属のCD-ROMがCD-ROMドライブに入っていることを確認し、[CD-ROM drive]チェックボックスをオンにしてください。CD-ROMがCD-ROMドライブに入っていない場合、このハードウェアを使用することはできません。

検索場所の指定 - マキシムのウェブサイトでソフトウェアを更新
CD-ROMを紛失した場合、あるいは最新バージョンのソフトウェアをマキシムのウェブサイトからダウンロードしてインストールしている場合(EVKitソフトウェア)、Specify a Location (場所を指定)チェックボックスをオンにします。Browse (参照)ボタンを使用して、更新したソフトウェアをインストールした場所を見つけます。マキシムのCMAXQUSBまたはCMODUSB用のソフトウェアでは、インストールしたソフトウェアのディレクトリに、デバイスドライバのコピーが格納されています。

Windows XPが「ドライバがディジタル署名されていない」と報告する
Windows XPは、デバイスドライバのインストール中に、マキシムが使用するデバイスドライバがディジタル署名されていないことを示す警告メッセージを表示します。これはエラー状態ではないため、インストールを続行しても問題ありません。

選択されているドライバの確認

この画面で、システムが正しいデバイスドライバを見つけたことを確認します。Next (次へ)をクリックして続行します。

インストールの成功

Finish (完了)をクリックすると、デバイスドライバがインストールされ、ソフトウェアを実行する準備が完了します。

Windowsがドライバを検出することができなかった場合

この画面は、プラグアンドプレイが正しいデバイスドライバを見つけることができなかった場合に表示されます。これは真のエラーメッセージです。このメッセージに気付かずに、Next (次へ)ボタンをクリックしてしまうことがよくあります。ここでNext (次へ)ボタンをクリックして先に進めると、Windowsのプラグアンドプレイシステムに、デバイスドライバの検索を中止して、新しいハードウェアを無視するよう通知することになります。

不明なデバイス(インストールの失敗)

この画面はエラーメッセージです。Windowsが必要とするデバイスドライバが見つからなかったことを示しています。したがって、先に進めると、このデバイスは無視されます。元に戻す唯一の方法は、不明なデバイスのノードを削除することです。不明なデバイスのノードは、デバイスをUSBポートに接続している間にデバイスマネージャを起動した場合にのみ、表示することができます。

問題:ソフトウェアがUSBインタフェースボードに接続することができない

オペレーティングシステムは対応していますか?
Operating System Supports USB? Tested at Maxim?
Windows 95 No No
Windows NT No No
Windows 98 second edition Yes Yes (passed)
Windows ME Yes Not tested
Windows 2000 Yes Yes (passed)
Windows XP home edition Yes Yes (passed)

USBケーブルは正しいものですか?
CMODUSB/CMAXQUSBのボードは、標準的なUSB A-Bケーブルを使用しています。このケーブルをWindowsコンピュータの標準USBポートに接続します。問題を解決するには、以下の手順を実施します。

  1. 別のUSB A-Bケーブルを試します。
  2. 正常に機能することがわかっているUSBデバイスをコンピュータのUSBポートに接続します。
  3. USBハブを使用している場合、ハブが外部電源を必要とするかどうかを確認します。

ボードを接続したときにUSBデバイスドライバをインストールしましたか?

  1. CMODUSBまたはCMAXQUSBのボードがUSBポートに接続されていることを確認します。Start MenuControl PanelSystemHardwareDeviceの順に選択します。

USB SerialまたはMaxim CMODUSB Command Moduleの隣にクエスチョンマークのアイコンが表示される場合があります(上図を参照)。これは、WindowsがCMAXQUSBまたはCMODUSBのハードウェアを無視していることを示します。

対処:インストールに失敗したデバイスノードを削除する

この問題に対処するには、USB Serialデバイスノードをクリックして、Remove (削除)をクリックします(この不明なデバイスのエラーノードは、CMAXQUSBまたはCMODUSBのボードがUSBポートに接続されているときにのみ表示されます)。

OKをクリックし、不良デバイスのノードを削除することを確定します。次に、デバイスマネージャのウィンドウを閉じ、CMODUSBまたはCMAXQUSBのボードをUSBポートから取り外します。次回、USBポートにこのボードを接続したとき、プラグアンドプレイシステムは、初めて実行するときのように、デバイスドライバを検索します。

デバイスドライバのない複数のUSBポートを試す場合は、他のUSBポートのそれぞれにボードを接続し、インストールに失敗したデバイスドライバの各ノードを削除することが必要となる場合があります。

質問:電源が必要ですか?

CMAXQUSBおよびCMODUSBのボードは外部電源を必要としません。USBケーブルによって、制御だけでなく電力も得ることができます。これらの設計にはオプションの外部電源ジャックが設けられており、未調整の6V~12Vの電力を、高電源電圧を必要とするドーターボードに接続することができます。この電源ジャックは、ドーターボードのコネクタにのみ配線されています。CMAXQUSBまたはCMODUSBのボード上のいずれの回路もこの電源ジャックを使用しません。

質問:USB 2.0が必要ですか?

CMAXQUSBおよびCMODUSBのボードは、USB 1.0、USB 1.1、およびUSB 2.0のホストポートで動作します。デバイスのスループットが限られているため、USB 2.0ポートを使用しても速度は向上しません。

CMAXQUSB/CMODUSBデバイスドライバの削除

  1. CMAXQUSBまたはCMODUSBのボードがUSBポートに接続されていることを確認します。
  2. Start MenuControl PanelSystemHardwareの順に選択します。
  3. Device Manager (デバイスマネージャ)タブで、CMAXQUSBまたはCMODUSBのボードのノードに移動します。
  4. デバイスを選択し、Remove (削除)ボタンをクリックします。
  5. OKをクリックし、システムからデバイスを削除することを確定します。
  6. CMAXQUSBまたはCMODUSBのボードをUSBケーブルから取り外します。
  7. Start Menu Control PanelAdd or Remove ProgramsMaxim CMODUSB Device DriverRemoveの順に選択します。

次回、CMAXQUSBまたはCMODUSBのボードをUSBに接続したとき、プラグアンドプレイシステムは、このボードが初めて接続されたものであると見なします。