アプリケーションノート 2870

MAX2605/MAX2606/MAX2608/MAX2609 VCOの位相ノイズの測定


要約: マキシムのIF電圧制御発振器(VCO)について、位相ノイズの性能を測定し提示しています。VCOの位相ノイズをテストした結果、10kHz~1MHzのオフセットの間で20dB/decadeの傾きで減衰しました。測定はすべて、マキシム評価キットを用いて行いました。測定条件は、VCC = +2.75V、TA = +25℃、およびVTUNE = 1.4Vです。

MAX2605~MAX2609は、要求の厳しいポータブルワイヤレス通信システム専用に設計された、小型で高性能の中間周波数(IF)電圧制御発振器(VCO)です。MAX2605~MAX2609は、超小型6ピンSOT23パッケージ内に、モノリシック構造と低ノイズ/低電力動作を集約したものです。これらの低ノイズVCOは、オンチップのバラクタとフィードバックコンデンサを備えているため外付けチューニング素子を必要としません。この結果、MAX2605~MAX2609はポータブルシステムにとって理想的なものとなっています。

このアプリケーションノートでは、マキシム評価キットを用いてこれらの部品上で実行した位相ノイズの測定を記載しています。測定条件は、VCC = +2.75V, TA = +25℃、及びVTUNE = 1.4Vです。

図1.
図1.

図2.
図2.

図3.
図3.

図4.
図4.

ここに示した各グラフでは、位相ノイズが予想どおり20dB/decadeの減衰となっていることがわかります。このアプリケーションノートではMAX2607の測定は行いませんでしたので、そのグラフはありません。このファミリのすべてのVCOが示した減衰と同じ減衰に従うものとしてMAX2607の位相ノイズを予測してください。