リファレンス回路 453

REP005:デュアルバンドCDMA用フロントエンドを低コストの85MHzのIF SAW用にチューニング



REP (Rapid Engineering Prototype:迅速設計試作)とは、マキシムのアプリケーションエンジニアが研究所で製作して測定した実際の回路です。この回路は、新たにRFを設計する場合の出発点としてご利用いただけます。評価キットとして供給はされておりません。



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目的:共通の85MHzのディジタルIF SAWフィルタと85MHzのAMPS FM IF SAWフィルタを使用してこのデュアルバンド/トリプルモードCDMAのフロントエンドICの性能を確認する。

このプロジェクトでは、FM/セルラ/PCSのミキサをすべて共通の85MHzのIFに合わせるためにカスタムチューニングを行うことが必要でした。これは低コストのIF SAWフィルタを利用するために必要なことでした。RFの受信イメージのフィルタとデュプレクサが帯域エッジを十分に除去できなかったため、PCSバンドでのIF性能に妥協が必要となりました。それにもかかわらず、ディジタルPCSミキサのIP2が大きいため、この設計は驚くほどの堅牢性を示しました。

低ノイズアンプ(LNA)およびミキサのMAX2320は、デュアルバンドのCDMAセルラ電話の電話機用に設計されたものですが、デュアルバンドのTDMA、GSM、EDGE、またはWCDMAのアプリケーションにも使用できます。LNAのゲインは2段階あり、切り替えでのヒステリシスマージンを合わせてもCDMAのダイナミックレンジの要求値を満足いたします。また次の3つのミキサが備わっています。1つはアナログセルラ経路用で、後2つはセルラとPCSバンドのディジタル変調経路用です。ディジタル経路のミキサは、共通のIF出力を備え、1つのIFでスプリアスとイメージを十分に除去できます。この機能により、IFフィルタを1つ節減することができます。MAX2320は、セルラバンドとPCSバンドの個別のバッファ付きVCO入力/出力を備えているので、別途、送信アップコンバータのVCOバッファは必要でなくなります。

MAX2320評価キットの回路図
部品表パート1
部品表パート2 

 
Status:
Package:
Temperature:

MAX2320
可変、高直線性、SiGe、デュアルバンド、LNA/ミキサIC

  • 超低電流、超低ノイズにおいて超高直線性
  • 電源:+2.7V~+3.6V
  • ピン選択可能な低利得モードが利得を15dB、電流を3mA低減