リファレンス回路 446

REP015:デュアル経路のCDMA PAをチューニングして高直線性を実現




目的:高直線性と適度な電力付加効率(PAE)を備えるセルラCDMA PAのアプリケーション回路を開発する。

REP (Rapid Engineering Prototype:迅速設計試作)とは、マキシムのアプリケーションエンジニアが研究所で製作して測定した実際の回路です。この回路は、新たにRFを設計する場合の出発点としてご利用いただけます。評価キットとして供給はされておりません。


狭帯域CDMAで以下の性能を満足するよう、高電力パワーアンプMAX2264の経路を特性化してチューニングしました。すなわち、+28dBmのPoutで、26.8dBの利得、28%の効率、ACPR1 = -48.5dBc、およびACPR2 = -59.0dBcを得るというものです。28%という低いPAEが示すように、この動作はかなり深いリニアモードです。通常、MAX2264は33%以上の効率と少なくとも-44dBcのACPR1が得られるようにチューニングされます。これらのテストには評価ボードを使用しました。

MAX2264リニアRFパワーアンプは、米国セルラバンドのIS-98ベースのCDMA、PDC、およびIS-136ベースのTDMAの各変調方式用に設計されています。最高レベルの低電力PAEを得るため、MAX2264は、オンチップのスイッチによるデュアル経路の切り替えアンプ機構を搭載しています。統計上、CDMA電話機は、ほとんどの場合低電力経路(約+16dBmの出力)で動作しおり、この状態でPAEを最適化することが必要となります。MAX2264は通常、低電力で12%のPAEを提供します。

送信経路アプリケーションのブロック図
MAX2264評価キットの回路図(PDF, 24kB)
測定試験セットアップ

 
Status:
Package:
Temperature:

MAX2264
2.7V、単一電源、セルラバンドリニアパワーアンプ

  • 低い平均CDMA消費電流(標準的な都市部での使用を仮定)
  • 0.5µAのシャットダウンモードにより外部電源スイッチを排除
  • 全温度範囲の利得変動が±0.8dB