リファレンス回路 442

REP002:特別な部品を必要としないデュアルバンドIS-136 TDMA RFフロントエンド



REP002:特別な部品を必要としないデュアルバンドIS-136 TDMA RFフロントエンド 拡大表示+
REP (Rapid Engineering Prototype:迅速設計試作)とは、マキシムのアプリケーションエンジニアが研究所で製作して測定した実際の回路です。この回路は、新たにRFを設計する場合の出発点としてご利用いただけます。評価キットとして供給はされておりません。



標準無線トランシーバで使われるワイヤレス部品の概要についてはここをクリックしてください。

目的:このCDMAデュアルバンド/トリプルモードのフロントエンドICをTDMAアプリケーションに応用して性能を試験し、追加の部品や特別な部品を使用しない場合の性能を確認する。

MAX2321は当初、IS-95のCDMA市場を拡大するために開発されたものですが、その後、TDMA IS-136でも優れた性能を発揮することが明らかになりました。このアプリケーションは、IS-136の性能を実証するために実施したものです。結果として、すべての領域で目標仕様を上回ることが判明しました。そのレポートからの測定結果の数ページをここに記載します。

このプロジェクトでは、セルラとPCSミキサのNF、利得、およびIIP3における、新モデルとその先行モデルとの間での改善点を示しています。
MAX2321低ノイズアンプ(LNA)およびミキサは、デュアルバンドのCDMAセルラ電話の電話機用に設計されたものですが、デュアルバンドのTDMA、GSM、EDGE、またはWCDMAのアプリケーションにも使用できます。LNAのゲインは2段階あり、切り替えでのヒステリシスマージンを合わせてもCDMAの要求値を満足します。また次の3つのミキサが備わっています。1つはアナログセルラ経路用で、後2つはセルラとPCSバンドのディジタル変調経路用です。ディジタル経路のミキサは共通のIF出力を備え、1つのIFでスプリアスとイメージを十分に除去できます。この機能により、IFフィルタを1つ節減することができます。MAX2321は、セルラバンドとPCSバンドの個別のバッファ付きVCO入力/出力を備えているので、別途、送信アップコンバータVCOのバッファは必要でなくなります。セルラバンドVCOの入力には、オプションとしてX2のマルチプライヤが用意されており、単一のVCOでデュアルバンドの動作が可能となります。

MAX2321のアプリケーション回路(PDF, 52kB)
MAX2321評価キットの回路図(PDF, 41kB)
PCSミキサIIP3およびゲイン測定
PCSミキサのノイズ指数
セルラミキサIIP3およびゲイン測定
PCS LNAノイズ指数

 
Status:
Package:
Temperature:

MAX2321
可変、高直線性、SiGe、デュアルバンド、LNA/ミキサIC

  • 超低電流、超低ノイズにおいて超高直線性
  • 電源:+2.7V~+3.6V
  • ピン選択可能な低利得モードが利得を15dB、電流を3mA低減