Calterah Semiconductor社:車載および産業設計用77/79GHz CMOSミリ波レーダーセンサーICの開発

上海(中国)に本社を置く2014年創業のCalterah Semiconductorは、先進運転支援システム(ADAS)、保安検査/撮像、スマートホームなどの車載および産業アプリケーション用77/79GHz CMOSミリ波(mmWave)レーダーセンサーICの主要プロバイダです。同社は、これらのタイプのチップを量産化した中国で最初の、そして現在に至るまで唯一の企業です。ミリ波回路設計の他に、Calterah社はレーダーのアルゴリズムと信号処理、ミリ波電磁場解析、およびミリ波アンテナ設計も専門としています。

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Calterah SemiconductorのAlps 77/79GHzレーダーSoCは、高度なレーダーシステム用に強化されたRF電気特性を提供するとともに、開発サイクルを短縮するレーダー処理アクセラレータを内蔵しています。

課題

  • 電圧範囲、リップル、および車載機能安全性の要件を満たすパワーマネージメントICの必要性

ソリューション

利点

  • 車載機能安全性要件への対応
  • 結果のリファレンスデザインは回路図設計プロセスを最大2/3短縮

Jiafeng Wang.

「マキシムの車載PMICは、当社の要件を完全に満たしています。これほどの機能安全性レベルに達している競合ソリューションは多くありません」。

- Calterah社セールスマネージャー、Jiafeng Wang氏

課題

Calterah社の最新製品として、Alps 77/79GHzレーダーシステムオンチップ(SoC)とそのアンテナインパッケージ(AiP)があります。これらは複雑なチップであるため、同社はエンジニアの開発プロセスを合理化するリファレンスデザインを作成しました。同社は、リファレンスデザインを利用して顧客が設計するトータルソリューションに対応する電源用の高度なパワーマネージメントICを必要としていました。レーダーモジュール用であるため、このデザインのチップは広い入出力電圧範囲を備えるとともに、安定したリップルが必要です。さらに、このチップは1.5Vでの動作時に最大1.1Aの連続出力電流を必要とするため、同社は低ドロップアウト(LDO)レギュレータを求めていました。

ソリューションと利点

詳細な調査の後、Calterah社のチームは同社のAlpsチップをベースとする設計に対応する電源用として数種類のマキシム製ICを選択しました。

Calterah社のセールスマネージャーであるJiafeng Wang氏によると、この車載PMICは「当社の要件を完璧に満たしています」とのことです。さらに、このICはASIL Cの要件にも対応します。「これほどの機能安全性レベルに達している競合ソリューションは多くありません」とWang氏は述べています。MAX15027は1.425V~3.6Vの入力電圧範囲、1Aの出力電流で225mV (max)のドロップアウト、および高速過渡応答を備えているため、同社のデザインに最適であることが実証されました。同社は市販されている他のLDOも検討しましたが、非常に過酷な条件で動作する必要がある設計の場合、これらの他のオプションには同社にとってリスクが大きすぎました。MAX20014は、Calterah社のチップが対象とする産業および車載アプリケーションの両方に容易に対応します。

Calterah社のリファレンスデザインとマキシムのパワーマネージメントICの組み合わせによって、顧客が回路図の設計を1週間以内、場合によってはわずか2~3日で完了することを可能にするソリューションが実現しました。Wang氏によると、このリファレンスデザインがない場合、顧客は回路図を完成させるのに通常2~3週間を必要とするそうです。

Wang氏は、Calterah社のデジタルチップとマキシムのアナログチップの組み合わせが、Calterah社の顧客に強力なソリューションを提供すると述べています。