ウェアラブルと患者生成データを使用する価値ベースの医療への移行

2017年1月6日

Christine Young 筆者:Christine Young
ブロガー、マキシム・インテグレーテッド 


GoogleのHeidi Dohse氏にとって、今は医療の転換期であり、ウェアラブルやビッグデータなどの技術によって個別診療費から価値ベースの看護への移行が可能になっています。これは、30年来の心臓疾患を抱え、自ら「究極のウェアラブル」と呼ぶペースメーカーに生命維持を依存しているDohse氏にとって、特に良い知らせです。

Dohse氏のペースメーカーはWiFiを内蔵しており、個々の心拍をトラッキングして異常なリズムをチェックし、それ自体の電圧設定とバッテリ寿命を監視します。また、自転車でレースをしているときに、心拍数が安全範囲内かどうかを知らせてくれる点も重要です。さらなる安心を提供する機能として、このペースメーカーは収集した全データを担当医に直接送信することができます。この情報によって「私のような人間は生活を取り戻すことができます」とDohse氏は語っています。

Dohse氏は、11月にサンタクララコンベンションセンターで開催されたIDTechEx Show!の講演で、アスリートだった高校時代から、心臓病の患者になり、(今では)有力な自転車選手になった経緯について語りました。この「The Internet of Me: Data Empowering Patients」の全内容は、Embedded Computing Designで読むことができます。

スマートウォッチは、人々(と彼らの担当医)が看護を管理するために役立つ、現在入手可能な多数の医療/フィットネスウェアラブルの一例です。

数十億の人々の命がかかっているヘルスケアIoT市場

ウェアラブルヘルスケア機器は大きな市場チャンスであり、MarketResearch.comは2020年までにヘルスケアIoT (モノのインターネット)は1170億ドルの市場になると予想しています。早い市場投入が求められるにも関わらず、これらの製品の設計には大きな困難が伴う場合があります。ウェアラブルヘルスケア機器は、非常に小型の、目立たない形状を備え、低電力で動作し、広範囲の生理的データの収集と処理を高信頼性で(かつ高いセキュリティで)行うことができる必要があります。

マキシムは、ウェアラブルヘルスケア製品の開発サイクルを最大6か月短縮することができるプラットフォームを提供しています。hSensor Platformは、リファレンスデザインであると同時に、開発および評価プラットフォームでもあり、設計者が迅速にプロトタイプを開発し、自分たちの設計アイデアを実際に試すために役立ちます。このプラットフォームは、温度センサー、心電図(ECG)アナログフロントエンド(AFE)、パルス酸素濃度計/心拍数センサー、およびパワーマネージメントICを内蔵しています。このプラットフォームは、使い捨て体温パッチ、スマート体重計、生体認証機器などの多様なアプリケーションに対応します。使い方については、hSensor Platformに関するAndrew Bakerのブログ記事をご覧ください。