
多相バック電圧レギュレータの特長を理解する
2020年5月26日
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筆者:Reno Rossetti パワーブロガー、マキシム・インテグレーテッド |
ステップダウン(バック)電圧レギュレータは本質的に高効率であるため、長年にわたってDC-DC変換電子回路の定番となっています。サイクル全体の中でバックモードでのみ電流は出力に向けられます。サイクル当り、より高電流が出力に供給されるため、バックコンバータは最も効率的なアーキテクチャです。多くの例の1つとして、現代のマイクロプロセッサは、強力なサーバーブレードで使われるものからスマートフォンで使われるものまで、非常に低い入力電圧で動作するため、バックコンバータは必要な電力源となっています。これらのアプリケーションが高度化するとともに、電力源も供給電力を増強するとともに効率の向上によって熱損失を低減する必要がありました。それに応じて、バックコンバータは非同期整流から同期整流スイッチングへ、また数百mAの電流を供給する単相デバイスから数十~数百Aの電流を供給可能な多相デバイスへと進化してきました。
小型ショットキーダイオードが同期整流コンバータのノイズをどのように最小化するか
2020年5月21日
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筆者: Ray Crampton ゲストブロガー、Ray Crampton Consulting |
すべてのスイッチング電源の設計者は、ノイズを重視した設計の必要性、およびそれと効率、基板スペース、コスト、および開発時間とのトレードオフの厳しさを痛切に感じるようになります。同期整流コンバータで使用されるMOSFETのボディダイオードは、無料でついてくる素晴らしいおまけで、デッドタイム転流時の導通経路を提供してくれます。もう1つ無料でついてくるのが、それによって生成されるノイズで、これは「無料」でも増えて欲しくないものです。そのとき何が起きているかを調べ、小型のショットキーダイオードがノイズの最小化にどのように役立つかを探求し、この技法がどのような場合にどのように有効かについての理解を深めましょう。
マキシム人気ブログベスト5
2020年12月8日
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著者:酒井 奈央子 ブロガー、マキシム・ジャパン株式会社 |
皆様、こんにちは。もうすぐクリスマスですね。今年はどんなクリスマスを過ごされますか?私はスマートウォッチを買おうと思っています。自粛生活で運動不足なので意識を高めようと思い。さて、前回のベスト5ブログから約一年がたちました。この一年で最も人気のあったブログをご紹介します。皆様はどんなテーマに関心を持たれましたか?
スマート医療機器を保護して患者の安全性を高める
2020年5月12日
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筆者:Carlos Alberto Rodriguez マキシム・インテグレーテッド、マイクロ、セキュリティ、およびソフトウェア事業部門ビジネスマネージャ |
COVID-19の世界的パンデミックの中で、物理的距離のガイドラインによって医師に電話またはオンラインでの患者診察が求められるため、ヘルスケア専門家の間で遠隔医療の勢いが高まっています。スマート、コネクテッド医療機器は、この趨勢の中で役立つツールです。たとえば、バイタルサインの継続的な、リアルタイムの監視を提供するウェアラブルは、患者と医師の両方にとって健康に関する知見の宝庫となります。しかし、あらゆるIoT機器と同様、スマート医療機器(およびそれらが収集する患者の機密データ)も、保護しなければセキュリティ脅威に対して脆弱です。
1898年のカーバッテリー充電
2020年4月28日
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筆者:Jim Harrison ゲストブロガー、Lincoln Technology Communications |
電気自動車誕生の物語は、1800年代中頃~後半における実に驚くべき発明の集合の物語でもあります。本当に急速な変化の時代でした。
いつどこにいてもエッセンシャル・アナログICの情報が手に入るアプリをダウンロード
2020年8月26日
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筆者:Anil Telikepalli Maxim Integrated、コア製品グループマネージングディレクター |
技術的な内容やICのスペックを調べる必要があるのに、近くにPCがないという状況に陥ったことがありませんか?あなたが自宅にいても、ラボで作業していても、あるいは新鮮な空気を吸うために散歩している間にも、アナログの専門知識を直接あなたにお届けする方法をMaximは考え出しました。Maximの新しいエッセンシャル・アナログ(必須アナログIC)モバイルアプリは、iOSおよびAndroidで利用可能で、Maximの高性能のエッセンシャル・アナログICへの迅速かつ容易なアクセスを提供します。革新的な次世代システムを構築しているあなたのようなエンジニアに最適です。
E系列の値の退屈な計算に「もうやめた」と言おう
2020年4月7日
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筆者:Dwight Larson マキシム・インテグレーテッド、アプリケーション担当テクニカルスタッフ主要メンバー |
たぶん皆さんお馴染みの状況だと思いますが、設計作業の中で、基板上に配置する部品の構想を練っているとします。抵抗、コンデンサ、インダクタが必要になります。そのため、(E系列の標準数として有名な)標準的な部品の値の計算という、あの退屈な(にもかかわらず人手による)作業に取り組む必要があります。プロジェクトの中で、決して面白いとは言えない部分です。
小型、高信頼性のイヤホンを急いで設計する必要があるのですか?クールに取り組む方が良い場合もあります…
2020年3月24日
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筆者:Michael Jackson マキシム・インテグレーテッド、主席ライター |
完全ワイヤレスイヤホンを設計する場合、以下のような重要な特長を備える必要があります。
- 小型サイズ
- 信頼性
- 急速で効率的なバッテリ充電
新しい世界においてもマキシムはお客様のイノベーションを実現するため邁進し続けます
2020年5月28日
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筆者:Jon Imperato マキシム・インテグレーテッド、ワールドワイドセールスおよびマーケティング担当VP |
すべての人がCOVID-19の感染拡大を緩和するためにそれぞれの役割を果たしている中で、私の心に強く残っている1つのコメントがあります。「従来の方法をやめ異なる方法で物事を行うという点で、変革とは不快なものです」。これは、ハーバードビジネススクールの教授で、リーダーシップと変革の権威であるJohn Kotter博士の言葉です。現在のパンデミックに直面して、この言葉は私たちの多くにとって真実だと感じられます。