ニュースリリース

Maxim、産業、ヘルスケア、およびIoTセンサーアプリケーション用に業界最低消費電力と最小サイズを実現した超高信頼性Arm Cortex-M4Fマイクロコントローラを発表

MAX32670は40%の電力と50%のスペースを節約、ECC保護メモリを内蔵し機器の稼働時間を延長

カリフォルニア州サンノゼ—2020年6月22日—Maxim Integrated Products, Inc. (NASDAQ:MXIM、以下Maxim) は、産業、ヘルスケア、IoTアプリケーションにおける消費電力とサイズを削減し、信頼性を向上させる、浮動小数点ユニット内蔵低電力Arm® Cortex®-M4マイクロコントローラ (MCU) MAX32670を発表しました。このデバイスは、最高信頼性MCUを提供するために、フラッシュとSRAMの両方の全エンベデッドメモリを誤り訂正符号 (ECC) で保護します。

多くの産業およびIoTアプリケーションでは、放射線などの高エネルギー粒子やその他の過酷な環境によって、特にプロセスノードが40nmおよびそれ以下の場合、通常動作中にメモリが影響を受けてビット反転が発生する危険があります。これによってMCUの動作が乱され、不正な結果や、さらには危険な結果が生じる場合があります。このような悲惨な結果を防ぐために、MAX32670はメモリ容量全体 (384kBのフラッシュと128kBのSRAM) をECCで保護し、ビット反転を防いで信頼性を強化します。ECCでは、1ビットエラーがハードウェアによって検出および補正されるため、ビット反転エラーがアプリケーションに悪影響を与えることが困難になります。

MAX32670は、わずか40µW/MHzのアクティブ消費電力を備え、最も近い産業用の競合ソリューションより40%低い電力でフラッシュからコマンドを実行します。これによりバッテリ駆動のセンサーアプリケーション用デバイスとして、最も低電力のソリューションとなります。また、MAX32670は、最も近い競合製品より50%小型となっており、ソリューションサイズと材料コストを削減することができます。

主な特長

  • 高信頼性:ECC保護フラッシュおよびSRAMによってビット反転を防ぎ稼働時間を延長、セキュアブートおよび暗号ハードウェアによって信頼性を強化
  • 最低消費電力:40µW/MHzのアクティブ消費電力 – 競合製品より40%低電力
  • 世界最小:競合製品より50%小型の実装面積 – 超小型WLP (1.8mm×2.6mm)およびTQFN (5mm×5mm)で提供

コメント

  • Maximのマイクロ、セキュリティおよびソフトウェア事業部門エグゼクティブディレクターのKris Ardis (クリス・アーディス) は次のように述べています。「マイクロコントローラが40nmおよびそれ以下に微細化すると、ビット反転は重大な信頼性の問題となります。MAX32670は、これらの事象に対する高度な保護機能を備えて設計されているため、当社のお客様は、長期にわたって使用されるミッションクリティカルなアプリケーションにおいて新しいシステムを用意する際に、高い信頼性を得ることができます」。

供給体制および単価

  • MAX32670はMaximのウェブサイトで提供され、単価は1.44ドル(1000個以上、FOB USA)です。正規販売代理店からも提供されます。
  • 評価キットのMAX32670EVKIT#が利用可能で、単価は25ドルです。

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