ニュースリリース

Maxim、ヘルスケアウェアラブルの開発期間を少なくとも6カ月短縮するHealth Sensor Platform 3.0を発表

MAXREFDES104#は、腕時計型リファレンスデザインで、血中酸素、ECG、心拍数、体温、および活動データの収集がそのままで可能に

カリフォルニア州サンノゼ — 2020年10月28日 — Maxim Integrated Products, Inc. (NASDAQ:MXIM)は、開発期間を少なくとも6か月短縮することができるHealth Sensor Platform 3.0 (HSP 3.0)を発表しました。このそのまま装着可能な腕時計型リファレンスデザインはMAXREFDES104#とも呼ばれ、血中酸素飽和度 (SpO2)、心電図 (ECG)、心拍数 (HR)、体温、およびモーションを監視します。内蔵のアルゴリズムは、HR、心拍変動(HRV)、呼吸数(RR)、SpO2、体温、睡眠の質、およびストレスレベルの情報を医療グレードのレベルで提供します。ウェアラブルの設計者は直ちにデータ収集を開始することが可能で、これらの機器をゼロから作る場合に比べて少なくとも6カ月節約できます。HSP 3.0は腕時計型の形状用に設計されていますが、チェストパッチやスマートリングなど他の形状の乾式電極にも適応させることができます。

業界をリードする旧バージョンのHealth Sensor Platform 2.0 (HSP 2.0) と比べて、HSP 3.0は光学SpO2測定および乾式電極を用いたECG機能を追加しています。その結果、慢性閉塞性肺疾患 (COPD)、感染症 (COVID-19など)、睡眠時無呼吸および心房細動 (AFib) などの疾患管理のための心肺監視のリファレンスを提供します。旧バージョンに比べて、より狭いフォームファクタと強化されたHSP3.0の光学アーキテクチャは、信号測定品質を改善し、アップグレードされたマイクロコントローラ、電源、セキュリティ、およびセンシングICを搭載しています。このリファレンスデザインは完全な光学および電極設計とともに、臨床要件を満たすために参考となるアルゴリズムを内蔵しています。

Maxim Integrated は、ウェアラブルヘルスケアおよびリモート患者モニタリング革命の最前線に立ち、パーソナライズされたヘルスケアやより優れた予測および予防ヘルスケアソリューションを可能にします。医療専門家とエンドユーザーは、これらのウェアラブルから得られた豊富な健康に関する情報を使用しています。それによって、より積極的に慢性症状を管理し、COVID-19などの急性症状の診断、および予防的ケアと全般的な健康状態の改善が可能になります。より多くのセンシング様式がウェアラブルに内蔵されると、機器の開発者は複数の測定結果を利用して、ユーザーに提供されている実用的な情報の精度を向上させることが可能になります。

HSP 3.0またはMAXREFDES104#は、以下のセンサー、パワーマネージメント、マイクロコントローラ製品とアルゴリズムを内蔵しています。

  • MAX86176: 最小ノイズの光電式容積脈波(PPG)とECGアナログフロントエンド(AFE)は、110dBの信号対ノイズ比 (SN比) を提供し、SpO2飽和度機能を追加して、乾式電極ECGアプリケーションに110dB以上の同相信号除去比 (CMRR) を提供します。このデバイスは、独立したサンプルレートでも、PPGおよびECG測定値の同期取得を可能にしており、心臓の健康の使用例にパルス通過時間を提供します。
  • MAX20360: 先進的な装着式ヘルスセンシング機器用に最適化された高集積電源およびバッテリ管理のパワーマネージメントIC (PMIC)。Maxim Integrated の高精度ModelGauge m5 EZ残量ゲージ、高度なハプティックドライバ、およびSN比を最大化し光学バイオセンシングに使用される電力を最小化する独自の低ノイズバックブーストコンバータを内蔵しています。
  • MAX32666: Bluetooth (BLE)対応、超低電力マイクロコントローラで、2つのArm® Cortex®-M4Fコアに加えて、BLEスタックの独立した動作を許容し、2つのメインコアを重要なタスクで利用可能にするSmartDMAを備えています。さらに、このマイクロコントローラは、完全なセキュリティスイートおよびメモリの誤り訂正符号 (ECC) も内蔵し、システムの堅牢性を大幅に高めます。
  • MAX32670: Maxim Integrated の世界トップクラスの心拍数、SpO2、HRV、RR、睡眠の質の監視、およびストレス監視のPPGアルゴリズム専用の超低電力マイクロコントローラ。ファームウェアとアルゴリズムに対応するセンサーハブ、または複数のアルゴリズムに対応するアルゴリズムハブとして設定することができます。MAX32670は、PPGおよびECGセンサーAFEのMAX86176の管理と生データまたは計算データの外部への提供を含む、ユーザー定義のセンサー機能をシームレスに実現します。
  • MAX30208: 小型パッケージサイズ (2mm × 2mm) の低電力、高精度デジタル温度センサー。同等の競合ソリューションに対し33%低い動作電流を備えます。パッケージ表面の温度を読み取り、フレックスケーブルまたはPCB上への実装が可能なため、ウェアラブルの設計が容易になります。MAX30208は0.1℃の精度を備え、臨床的な温度の要件を満たします。

主な特長

  • 市場投入までの時間の短縮:開発時間を少なくとも6カ月短縮
  • 臨床グレードの精度: SpO2および 携帯型ECGに関する要件(IEC 60601-2-47)に適合
  • 主要なバイタルサインに対応: SpO2、ECG、HR、HRV、RR、体表温度、動きで高度な健康ウェアラブルのニーズに対応
  • 完全なリファレンスデザイン: ソースコードおよび設計ファイルへの完全なアクセスを設計者に提供しイノベーションを実現に

コメント

  • IDTechExの主幹アナリストであるNadia Tsao博士は次のように述べています。「バイタルサインのリモート患者モニタリングは、これまで以上に重要になっています。パンデミックによって遠隔医療やリモート患者モニタリングなどのデジタルヘルスサービスの導入が急速に拡大しており、場合によっては最大1,000%に増加しています。今後、リモート患者モニタリングは予防的医療および慢性疾患管理に不可欠となるでしょう。パンデミックの最中でさえ、すでに数十億ドルの取引、IPO、および投資が行われているのです」。
  • Maxim Integrated のインダストリアル&ヘルスケア事業部門マネージングディレクターであるAndrew Baker (アンドリュー・ベイカー) は次のように述べています。「このパンデミックの時期に、SpO2、呼吸、体温などの医療グレードの測定値のモニタリングを医療現場ではない自宅や療養先で行う動きが強まっています。健康状態についてのより深い知見を提供し、ウェルネス向上への扉を開き、医療施設への通院に必要な時間を最小化する革新的ソリューションを作ることによって、開発者はこのリモート患者モニタリングの勢いを継続しようと努力しているのです」。

供給体制および単価

  • HSP 3.0、別名MAXREFDES104#は、ハードウェア、ファームウェア、およびアルゴリズムとともにMaxim Integrated のウェブサイトで提供され、単価は400ドルです。

すべての商標はそれぞれの所有者の財産です。

Maxim Integratedについて

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